ギタリストの辻幹雄さんが奉納演奏
2021年07月26日
大避神社で演奏を奉納したギタリストの辻幹雄さん
「能楽の祖」とされる秦河勝を祭神とする同神社は近年、邦楽家をはじめ音楽家の参拝が多い。辻さんもこれまでに何度か訪れたことがあり、「ぜひ一度、ご祭神の前で演奏したい」と申し出たという。
11弦ギターはルネッサンス・バロック期の音楽を忠実に演奏するために40年ほど前にスウェーデンで開発された。一般的なギターより弦が5本多く、明るく洗練された音色と重厚な低音弦の響きが特徴で「アルトギター」とも呼ばれる。辻さんは1991年にニューヨークのカーネギーホールでリサイタルを開き、国際的な評価が高まった。
この日は、東日本大震災を契機に作曲したオリジナル曲「天地転生」を奏で、日本武尊をイメージした「TAKERU」を横笛奏者の松尾慧さん=静岡市=と共演。まるで祈りを込めるかのように弦をつまびく音色が蝉時雨の境内に響いた。辻さんは「自分の気持ちそのままに弾かせていただきました」と語った。
<前の記事 |
全国銀賞 赤穂小金管クラブ 10日コンサート 弥生中期最大級の銅鐸復元に成功 [ 文化・歴史 ] 2019年02月01日1日から赤穂美術家連合会展 [ 文化・歴史 ] 2019年01月29日江戸時代の地図頼りに町歩き [ 文化・歴史 ] 2019年01月27日「群象の会」第15回記念展 [ 文化・歴史 ] 2019年01月24日梅原猛氏死去 能「河勝」執筆 赤穂観光大使も [ 文化・歴史 ] 2019年01月14日ジャパンアートマイルに日本ユネスコ表彰 [ 文化・歴史 ] 2019年01月01日ジェスチャーで学ぶ漢字の成り立ち クイズラリー楽しんで郷土史学習 内蔵助自筆の暇乞い状 60年ぶり公開 [ 文化・歴史 ] 2018年12月01日国際展入選作も パッチワークキルト展 [ 文化・歴史 ] 2018年11月30日現存最古の忠臣蔵映画 東京で上映 [ 文化・歴史 ] 2018年11月29日琴伝流大正琴60団体が出演 第48回赤穂義士祭奉賛学童書道展 「海のように広い心に」小学校に作品寄贈 [ 文化・歴史 ] 2018年11月27日
コメントを書く