人間国宝の大倉源次郎さんら奉納演奏
2021年08月24日
大避神社で能楽を奉納した大倉源次郎さんと金春憲和さん(右)
同神社は、能楽・雅楽の始祖とされる秦河勝を祭神とする。河勝作あるいは聖徳太子から賜ったと伝えられる舞楽面、1749(寛延2)年に天王寺方楽家が坂越の住人に雅楽の演奏や相伝を認めた「雅楽認可状」を所蔵するなどゆかりが深い。
この日は天王寺楽所「雅亮会」の小野真龍さんと前川隆哲さんが高麗笛と篳篥で雅楽を奉納。続いて、大倉さんの小鼓に合わせて金春さんが謡曲「翁」、ワキ方福王流江崎家十二世の江崎欽次朗さんが謡曲「高砂」を奉納した。
奉納後は聖徳太子をまつる境内社にも参拝。今年は聖徳太子の1400年遠忌にあたり、生浪島宮司は「節目の年に奉納していただき、ありがたい」と感謝した。
<前の記事 |
2020年度文化・スポーツ賞 受賞者決定 能楽の祖ゆかりの大避神社で奉納上演 [ 文化・歴史 ] 2020年10月27日日展 書の部門で赤穂から2人入選 [ 文化・歴史 ] 2020年10月27日絵葉書で回顧 明治〜戦前の赤穂 [ 文化・歴史 ] 2020年10月26日クイズと講話で地元の歴史に興味 大正初期の八幡宮祭礼 絵葉書が現存 [ 文化・歴史 ] 2020年10月24日旧東洋紡赤穂工場の写真を冊子に [ 文化・歴史 ] 2020年10月10日「日本一小さな博物館」が70周年 [ 文化・歴史 ] 2020年10月08日お菓子の家テーマ クラフト作品とデザイン画募集 「戦争と平和考えて」原爆ドーム油絵展 [ 文化・歴史 ] 2020年10月05日映像バックに雅楽でクラシック 動画公開へ [ 文化・歴史 ] 2020年10月04日御神体を特別公開 藤樹と蕃山の位牌も 「塩のまち」赤穂巡るハイキング 五感で学ぶ塩活用セミナー ファンタジックな点描の世界〜米谷勝利さん個展 [ 文化・歴史 ] 2020年10月01日
コメントを書く