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南海トラフ地震想定し大規模災害訓練

 2024年12月01日 
 赤穂中央病院などを運営する医療法人伯鳳会(古城資久理事長)は11月30日、南海トラフ巨大地震の発生を想定した大規模災害訓練を実施。市内各所にある系列の高齢者施設から負傷者を病院に搬送する手順や連携を訓練した。

大地震を想定して行われた大規模災害訓練


 「四国沖で発生した大地震に伴い、赤穂市で震度6弱の揺れを観測し、負傷者が多数出ている」といった想定で、東京や大阪などの系列病院のほか、消防や警察を含め総勢約300人が参加した。

 片浜町の介護老人保健施設「伯鳳会プラザ」では半壊した建物に人が取り残されている設定で現地対策本部を立ち上げ、消防がはしご車を使って3階から救助。職員や専門学校生たちが扮した負傷者役をAMAT隊がけがの程度に応じて分類し、重症者を優先して救急車で搬送した。受け入れ先の中央病院には他の系列施設からも負傷者役が続々と運ばれ、受け入れ可能な人数を超えた時点で赤穂市民病院へ転送する訓練も行った。

 同法人では毎年1回、系列病院の持ち回りで災害対応訓練を行っており、赤穂での開催は10年ぶり。なるべく実際の災害時に近づけるために、参加者に負傷者の人数や詳細を事前に伝えずに行ったという。日本DMATインストラクターの石原哲・東京曳舟病院名誉院長は「参加者が真剣に取り組み、有意義な訓練だった。こうした訓練を繰り返すことが、より多くの命を救うことにつながる」と話し、災害対策本部で陣頭指揮した赤穂中央病院の長尾俊彦院長は「きょうの訓練で気付いた課題を各自で振り返り、今後に活かしてほしい」と語った。
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