【第29回】まぶしく輝く夢持つ人
2009年05月02日
お箏の講座生徒に誘われてカフェへ行きました。
音楽大学5年生の彼女は指揮者の勉強をしながら、日本語も勉強中です。その彼女と日本語で会話をしました。
「私は日本語が分かりませんね。先生はキルギス語が分かりませんね。だけど、私は日本の音楽を知っています(こちらの「知る」という単語には、「理解する」に近い意味があります)。寛子先生はキルギスの音楽を知ることができます。音楽は人を繋ぎますね。これは本当に素晴らしいですね」
彼女は、いつか日本へ行って邦楽を学び、キルギスと日本を音楽で結ぶ交流の懸け橋になりたい−という夢を持っています。そんな意志をしっかり持っている人って、すごく魅力的でまぶしい!
こういう思いや努力が報われるような社会であってほしいと思います。
* * *
▽伊藤寛子さん=赤穂西中学校出身の26歳。国際協力機構(JICA)の青年海外協力隊員として平成21年6月まで中央アジア・キルギス共和国に2年間の単身赴任中。「ジュジュ」(キルギス語でひよこ)は現地でのニックネーム。
掲載紙面(PDF):
2009年5月2日(1846号) 3面 (9,706,947byte)
(PDFファイルを閲覧するにはこちらからAdobe Readerを入手してください。)
音楽大学5年生の彼女は指揮者の勉強をしながら、日本語も勉強中です。その彼女と日本語で会話をしました。
「私は日本語が分かりませんね。先生はキルギス語が分かりませんね。だけど、私は日本の音楽を知っています(こちらの「知る」という単語には、「理解する」に近い意味があります)。寛子先生はキルギスの音楽を知ることができます。音楽は人を繋ぎますね。これは本当に素晴らしいですね」
彼女は、いつか日本へ行って邦楽を学び、キルギスと日本を音楽で結ぶ交流の懸け橋になりたい−という夢を持っています。そんな意志をしっかり持っている人って、すごく魅力的でまぶしい!
こういう思いや努力が報われるような社会であってほしいと思います。
* * *
▽伊藤寛子さん=赤穂西中学校出身の26歳。国際協力機構(JICA)の青年海外協力隊員として平成21年6月まで中央アジア・キルギス共和国に2年間の単身赴任中。「ジュジュ」(キルギス語でひよこ)は現地でのニックネーム。
<前の記事 |
掲載紙面(PDF):
2009年5月2日(1846号) 3面 (9,706,947byte)
(PDFファイルを閲覧するにはこちらからAdobe Readerを入手してください。)
[ 寛子のキルギス日記 ]
【第16回】キルギスの子どもたちに楽器を 2008年07月26日【第15回】生徒も教師も学習成果確かめた「さつき祭り」 2008年06月28日【第14回】うきうきな春 2008年05月20日【第13回】悩みながら、迷いながら 2008年05月03日【第12回】私って親バカ? 2008年04月05日【第11回】子どもたちの可能性を信じて 2008年03月08日【第10回】ハッピーバレンタイン 2008年02月23日【第9回】子どもたちにどう向き合うか 2008年01月19日【第8回】今年もがんばります! 2008年01月12日
コメントを書く