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赤穂国際音楽祭、盛況に幕

 2009年10月13日 
国宝の講堂横にステージをしつらえ、厳かな雰囲気の中行われた閑谷学校公演
 赤穂ゆかりのヴァイオリニスト、樫本大進氏ら世界で活躍するアーティストが出演した「赤穂国際音楽祭2009」は12日の赤穂市文化会館公演で閉幕。3日間で約2400人が珠玉の音色に聴き入った。
 心配された台風は通過。初日、2日目は赤穂城跡、閑谷学校でそれぞれ予定通り野外で開催された。樫本氏が音楽監督を務め、出演者の個性を生かした選曲とステージが観客を魅了した。
 赤穂城跡と閑谷学校の2会場に足を運んだ尾崎の江端貴世子(73)さんは「さすが、国際的演奏家。虫の音と相まって素晴らしいハーモニーに酔いしれました」と聴きほれた。
 「会場のロケーションもよく、すばらしい公演になった」と同実行委員会。「2年後に再びこの感動を提供できれば」と次回公演に目を向けていた。
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掲載紙面(PDF):
2009年10月17日(1867号) 3面 (8,500,857byte)
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