希少種チスジノリ、中学生が研究発表
2010年03月03日
チスジノリについて発表会を開く上郡中科学部
チスジノリは環境省レッドデーターブックで絶滅危惧種に指定されている淡水性の紅藻。世界中で日本の数カ所にしか生息しておらず、生態は明らかになっていない。
千種川水系の支流である安室川は数少ない生息地の一つ。平成7年に一旦姿を消したが、6年前に再び確認された。同部は未解明の生態を探ろうと、その年から付近の水温、水質の調査を開始。データーは後輩に受け継がれ、「湧水が豊富で、岩がきれいな場所を好む」との結果を得た。
見学会では部員20人が個体数の増減理由、生育環境や生態について仮説を立てて発表する。水温3度を下回る真冬の川を素手で調査した2年生の大田沙也香さん(14)は「研究成果を多くの人に見てもらい、チスジノリの大切さを知ってほしい」と来場を呼びかけている。
安室橋南で午前10時〜11時。川に入るため長靴が必要。雨天や増水時は中止する。会場は上郡町立スポーツセンターから北西約150メートル。同センター駐車場を利用できる。
<前の記事 |
掲載紙面(PDF):
2010年3月6日(1885・1886号) 5面 (14,306,337byte)
(PDFファイルを閲覧するにはこちらからAdobe Readerを入手してください。)
赤穂管内居住の新規陽性32人(2月27日) [ 社会 ] 2022年02月27日JR播州赤穂駅トイレ改修完了 [ 社会 ] 2022年02月27日コロナワクチン小児接種 3月22日開始予定 赤穂管内居住の新規陽性26人(2月26日) [ 社会 ] 2022年02月26日赤穂管内居住の新規陽性28人(2月25日) [ 社会 ] 2022年02月25日赤穂管内居住の新規陽性14人(2月24日) [ 社会 ] 2022年02月24日スイミング教室更新に約150人列 赤穂管内居住の新規陽性27人(2月23日) [ 社会 ] 2022年02月23日西郷輝彦さん逝去 内蔵助役でこだわった「黒足袋」 [ 社会 ] 2022年02月23日地域活性化などオンライントーク 20〜30代募集 赤穂管内居住の新規陽性49人(2月22日) [ 社会 ] 2022年02月22日赤穂管内居住の新規陽性11人(2月21日) [ 社会 ] 2022年02月21日赤穂管内居住の新規陽性25人(2月20日) [ 社会 ] 2022年02月20日赤穂管内居住の新規陽性30人(2月19日) [ 社会 ] 2022年02月19日「市民の夕べ」主催団体が「終了」決定
コメントを書く