義士関連の宝物次々、充実の一日ツアー
2010年03月14日
通常非公開の遺品も多く出された義士史跡見学会=如来寺
「郷土の誇りである赤穂義士について再発見する機会を」と赤穂義士会が主催。歴史ファン38人が参加した。
三世住職・良雪が内蔵助と親交の深かった御崎の正福寺(鈴木良吉住職)では、内蔵助が討ち入り前日にしたためた暇乞い(いとまごい)状、2人が対局に使った碁盤を特別公開。尾崎の如来寺(八幡昭海住職)でも、これまで一般の目に触れたことがなかった義士の位牌などが初めて展示された。
見学会には定員を上回る応募があり、バスを2台に増便。貴重な遺品の数々を熱心に見学し、終了予定を2時間オーバーするほど好評だった。
ボランティアで赤穂城周辺の観光案内を行っている目坂の今仲巖さん(68)はガイド仲間と参加。「普段は表しか見ることがなかった史跡の内側を詳しく見学でき、参加してよかった」と期待以上の内容に満足していた。
同会は来年もコースを変えて見学会を開催する予定にしている。
<前の記事 |
掲載紙面(PDF):
2010年3月20日(1888号) 4面 (7,925,970byte)
(PDFファイルを閲覧するにはこちらからAdobe Readerを入手してください。)
[ 文化・歴史 ]
伝統の婚礼再現「坂越の嫁入り」 [ 文化・歴史 ] 2023年11月05日「映画会社やテレビ局はなぜ『忠臣蔵』を作らなくなったのか」春日太一氏講演 第62回赤穂市民文化祭 短歌・俳句入賞作 [ 文化・歴史 ] 2023年11月03日管楽合奏コン全国大会へ赤穂西中吹奏楽部 夏の雪辱果たす [ 文化・歴史 ] 2023年10月30日塩屋荒神社で秋祭り 東西の大屋台が勇壮に練り [ 文化・歴史 ] 2023年10月22日絵マップコンクール「ありがとう作品展示会」 幻の「藤緞通」復元 糸作りから自ら 丹後・上世屋で技術学ぶ [ 文化・歴史 ] 2023年10月21日「2023赤穂市美術展」が開幕 絵画、書など268点 [ 文化・歴史 ] 2023年10月19日2023年度文化・スポーツ賞 受賞者決定=赤穂市 頭人行列に獅子舞 尾崎・赤穂八幡宮「神幸式」 [ 文化・歴史 ] 2023年10月15日獅子舞存続 児童らが議論「未来に残すべき」 平田オリザ氏講演 先着300人募集 地域連携フォーラム 「坂越の船祭」男衆ら活気 4年ぶり獅子舞も [ 文化・歴史 ] 2023年10月08日子どもの笑顔でほっこり 福浦の山脇五都子さん水彩画展 [ 文化・歴史 ] 2023年10月08日「工房マップ作って」伝統工芸作家ら42人が要望 [ 文化・歴史 ] 2023年10月07日
コメントを書く