現役医師が書いた“入院指南書”
2010年11月13日
初めての著書「入院こそチャンス!」を出版した木村謙介さん
一言で表すなら、“入院指南書”。入院を「病気を知り、人生を見つめ直すための貴重な時間」ととらえるプラス思考をベースに、検査や手術に感じる不安を克服するための心構え、考え方をつづっている。
高校まで赤穂で暮らし、北海道大医学部で学んだ。国立療養所(現国立病院機構)、栃木県済生会宇都宮病院などで循環器内科医師としての研さんを積み、3年前に医学博士号を取得。数多くの臨床経験の中で、患者の心の持ちようが病気の治癒に大きな影響を与える機会に何度も遭遇した。科学万能主義に偏りがちな医学界に一石を投じたいと12年ほど前から少しずつ原稿を書きためたという。
「悲観的な発想をしがちなあなたへ」「責任ある立場のあなたへ」など患者の置かれている立場や境遇も想定した文章が読者の共感を呼び、今月15日の発売から1週間で増刷が決定。木村さんは「患者さんの気持ちが不安や心配から希望へと変わる手助けになれば。医療に関わる人たちにも読んでほしい」と話している。
四六並判140ページ。本体1100円+税。市内の主な書店で販売、予約を受け付けている。
<前の記事 |
掲載紙面(PDF):
2010年11月13日(1919号) (8,323,291byte)
(PDFファイルを閲覧するにはこちらからAdobe Readerを入手してください。)
[ 社会 ]
スタントで事故再現 赤穂高校で自転車安全教室 [ 社会 ] 2021年11月19日令和4年成人式 前回に続き式典のみ コロナワクチン3回目 赤穂市は「来年2月上旬以降」 [ 社会 ] 2021年11月17日新愛称は「赤穂化成ハーモニーホール」 赤穂健福管内の陽性者 前回集計時から1人増 [ 社会 ] 2021年11月15日オンラインでヒューマンケア研究学会 関福大から発信 [ 社会 ] 2021年11月15日干支の木目込み人形で迎春準備 [ 社会 ] 2021年11月14日赤穂健福管内70代女性が軽症 [ 社会 ] 2021年11月13日海浜公園の大観覧車 今年度中に撤去へ 県計画 [ 社会 ] 2021年11月13日市民体育館の指定管理者 10年ぶり神姫バス系へ 赤穂健福管内で40代男性が軽症 [ 社会 ] 2021年11月10日「産廃処分場反対」のぼり旗の掲出呼び掛け [ 社会 ] 2021年11月10日国天然記念物の生島で10年ぶり植生調査 《衆院選2021》山口氏7選 池畑氏は比例復活で初 [ 社会 ] 2021年11月01日《衆院選2021》投票始まる 期日前は前回より減少 [ 社会 ] 2021年10月31日
コメント
0 0
投稿:きむきむファン 2012年05月01日コメントを書く