「最後の忠臣蔵」全国に先駆け試写会
2010年11月21日
「最後の忠臣蔵」の試写上映後、舞台あいさつする=右から=杉田成道監督、桜庭ななみ、伊武雅刀
池宮彰一郎の同名小説を原作に、討ち入りの同志でありながら、ひそかに生き残った赤穂浪士の生き様を描いた感動作。瀬尾孫左衛門を役所広司、寺坂吉右衛門を佐藤浩市が演じ、共演者にも片岡仁左衛門、安田成美、山本耕史ら演技派が名を連ねた。
大ホールで行われた試写会には、2000通近い応募の中から抽選で選ばれた市民、関係者など約1000人が来場した。上映後は杉田成道監督、可音役の桜庭ななみ、進藤長保役の伊武雅刀の3人が舞台挨拶に登場。作品を企画した赤穂出身の映画プロデューサー鍋島壽夫氏(57)が撮影時のエピソードなどを紹介し、観客を喜ばせた。
「忠臣蔵は世界に誇る財産。自分としては精一杯の仕事ができた作品になった。まずは赤穂のみなさんに見ていただきたかった」と鍋島氏。「赤穂観光大使」の委嘱式も行われ、豆田正明市長から委嘱状を受け取った。
作品には赤穂市民もエキストラとして参加した。昨年12月に京都松竹撮影所で行われた撮影に加わった中広の会社員、竹原伸郎さん(44)は「自分は画面には映っていなかったけど、こんなすばらしい作品に関われただけでも満足。もう一度映画館に見に行く」と感激していた。
「最後の忠臣蔵」はプラット赤穂シネマでも12月18日から上映される。
<前の記事 |
関連サイト:
【関連記事】忠臣蔵映画に赤穂市民がエキストラ出演
掲載紙面(PDF):
2010年11月27日(1921号) 1面 (10,295,231byte)
(PDFファイルを閲覧するにはこちらからAdobe Readerを入手してください。)
[ 文化・歴史 ]
「写壇・あすなろ」がミニ写真展 [ 文化・歴史 ] 2021年09月25日23日から「白いチョークの会」展 [ 文化・歴史 ] 2021年09月22日「黄谷の土」で雲火焼 生誕200年展へ制作進む [ 文化・歴史 ] 2021年09月11日西播磨ふるさと写真展で知事賞 [ 文化・歴史 ] 2021年09月03日築城360年など記念「まるごと赤穂城博」 [ 文化・歴史 ] 2021年08月29日中央義士会が理事長を解任 [ 文化・歴史 ] 2021年08月28日人間国宝の大倉源次郎さんら奉納演奏 [ 文化・歴史 ] 2021年08月24日歴史発見講座「五輪と兵庫県」 [ 文化・歴史 ] 2021年08月22日歴史研究講座「赤穂城下町のなりたち」 ル・ポン音楽祭「中止」 別方法を検討 [ 文化・歴史 ] 2021年08月18日「故郷で映画撮りたい」赤穂出身学生が支援呼び掛け [ 文化・歴史 ] 2021年08月18日古代人の知恵感じたかご作り体験 赤穂市美術展 募集要項を発表 合唱曲「赤穂の子たちへ」地元で初披露 [ 文化・歴史 ] 2021年07月29日芝居づくり体験ワークショップ参加者募集
コメント
すごく感動しました。
是非、赤穂人は見るべき!!
にしても、ななみちゃん可愛かったなぁ〜
1 0
投稿:7 7 7 7 2010年11月23日コメントを書く