「今を大切に生きて−」中学生に“いのち”諭す
2011年01月18日
生徒たちに「今を大切に生きて」と語りかけた上野政志さん
上野さんの長女・志乃さんは神戸市灘区のアパートで震災に遭い、建物の下敷きになって亡くなった。2日前に成人式を終えたばかりだった。平成21年8月には台風9号による水害で、かつて教え子だった井土未晴さん(当時15歳)が犠牲になった。
「生きてこそ−1・17を忘れない」と題した講演で上野さんは、自身の体験や子どもを事故で失った親の手記を紹介。「途中で子どもを亡くすことがどれだけつらいか。残された者は死ぬまで悲嘆を背負う」と心情を吐露。自殺の問題にも触れ、「人生は苦しいことばかりではなく、楽しいこともやってくる。命を粗末にせず、今を大切に生きて」と訴えた。
3年の君野吏君(15)は「自殺は、自分を生んでくれた親に対して失礼なことで、絶対にしてはいけないと思った」と受け止めていた。
<前の記事 |
掲載紙面(PDF):
2011年1月22日(1929号) 4面 (8,189,612byte)
(PDFファイルを閲覧するにはこちらからAdobe Readerを入手してください。)
市少女バレー第36回新人戦 市長旗少年野球、東岡山が連覇 赤ちゃんとの触れ合いから学び [ 子供 ] 2015年05月11日マクドナルドが小1生に防犯笛を寄贈 赤穂民報主催・第23回習字紙上展の作品募集 リレーカーニバル、赤穂勢が2年連続で決勝 保育所へお菓子のプレゼント [ 子供 ] 2015年04月30日プルトップ回収で車椅子、11年越しに寄贈 古代ロマン感じた出前授業 実業団選手招き軟式テニス教室 市長旗争奪少年野球が開幕 希望ふくらませて入学式 [ 子供 ] 2015年04月07日澄んだ音色は頑張った証 ランドセルカバー寄贈、今年は透明 バイオリン教室が練習成果を発表
コメントを書く