絵マップ全国コンで審査員特別賞
2011年01月29日
絵マップの全国コンクールで審査員特別賞に選ばれた山根早瑛さんと受賞作品
同コンクールは地図の機能性や利便性に理解を深めてもらおうと平成9年度から実施。今回は過去最多7251点の応募があった。
山根さんの作品タイトルは「赤穂の水道探検マップ」。日本三大水道の一つに数えられる赤穂上水について調べた結果を模造紙1枚半の絵地図にまとめた。インターネットや図書館で予習し、地図に盛り込む史跡はすべて現地を訪問。完成まで1カ月近くかけた労作だ。
山根さんが一番好きな科目は図工。絵マップコンクールへの応募は小学1年生のときから5年連続で、日頃から作品のヒントを思いつくとメモするように心がけてきた。今回の作品は、シャワーを浴びているときに「どれくらい水を使っているんだろう」と気になり、水道料金票を見たのがきっかけになったという。
「昔の人が苦労して水を引いていたことがわかった。豊かな恵みを与えてくれている千種川をいつまでも大切にしたいと思った」と山根さん。「市役所や図書館の人が親切に教えてくれてありがたかった。来年も応募できるように新しいテーマを見つけます」と話していた。
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掲載紙面(PDF):
2011年1月29日(1930号) 1面 (12,074,172byte)
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