農村舞台復活へ背景画制作
2011年08月29日
原小学校児童が中心となって描いた農村舞台の背景画
市教委が地元の古老から聞き取りした話によると、舞台は昭和21年築。30年代後半まで秋祭りの度に芝居や浪曲が上演されたが、その後使われなくなった。今年4月、「地域に残る歴史文化遺産として継承しよう」と地域住民による復活保存実行委員会(室井伊佐夫代表)が発足。7月には市内建築士らでつくる「赤穂まちづくり研究会」(山本建志代表)の協力で老朽化した舞台を修繕した。
背景画の制作作業には原小の全校児童63人をはじめ保護者、関係者ら約150人が参加した。図案は有年横尾の高校2年生、山本一夫君(16)が古墳後期の原風景を想定して作画。カーボン紙で書き写した線画に沿って子どもたちが水性絵の具で着色した。
古墳や集落のほか古代人の姿も。馬の埴輪を描いた6年生の森口桃佳さん(12)は「隣のパネルと色が同じになるように気をつけました。みんなの気持ちが一枚になってうれしい」と話していた。
<前の記事 |
小川真澄さん 13日ソプラノリサイタル まちの魅力をPR 駅ロータリーに看板 [ 文化・歴史 ] 2020年08月13日川柳赤穂吟社の創立世話人 大上三穂子さん死去 今秋のル・ポン音楽祭 コロナで中止 絵本の原画展 5回シリーズで [ 文化・歴史 ] 2020年07月31日地元作家らによる創作うちわと風鈴展 [ 文化・歴史 ] 2020年07月29日平安時代の疫病除けおまじない [ 文化・歴史 ] 2020年07月22日塩屋の屋台行事もコロナで自粛 鉱物と化石 私設資料館23日オープン [ 文化・歴史 ] 2020年07月18日高校生が雅楽演奏を奉納 [ 文化・歴史 ] 2020年07月12日市内秋祭り「中止」決定相次ぐ まちの玄関口に「希望のピアノ」 平松国秀さん写真展「光あふれて」 [ 文化・歴史 ] 2020年07月07日生誕135年 竹久夢二 抒情的世界 [ 文化・歴史 ] 2020年07月03日郷土の誇り 軽快にダンスで表現
コメントを書く