堀部安兵衛を軸に忠臣蔵版画展
2011年11月30日
赤穂義士の一人、堀部安兵衛にスポットを当てて忠臣蔵を描いた連作版画展が12月1日(木)から加里屋お城通りの「赤穂情報物産館」で開かれる。
元塩町の版画家、佐野正幸さん(71)が「私版 忠臣蔵」と題して木版画22点を制作。四十七士の中でもとりわけ人気の高い安兵衛について、父が病死して孤児となった幼少期、講談や映画などの題材にもなっている高田馬場の助太刀、堀部弥兵衛との養子縁組など生い立ちから討ち入りまでを時系列順に展示する。
数年前から構想を温めてきたという佐野さんは江戸時代の読本の挿絵を参考に6月ごろから制作に取りかかり、この夏に一気に作品を完成させた。版木を彫るのに没頭するあまり、軽い熱中症になったほどの労作。「おおよそ思い描いたものに近い作品に仕上がった。苦労して“男の中の男”に育った義士の生き様を感じてもらえれば」と話している。
12月14日(水)まで2階ギャラリーで午前10時~午後4時。入館無料。
掲載紙面(PDF):
2011年12月3日(1969号) 1面 (12,068,666byte)
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元塩町の版画家、佐野正幸さん(71)が「私版 忠臣蔵」と題して木版画22点を制作。四十七士の中でもとりわけ人気の高い安兵衛について、父が病死して孤児となった幼少期、講談や映画などの題材にもなっている高田馬場の助太刀、堀部弥兵衛との養子縁組など生い立ちから討ち入りまでを時系列順に展示する。
数年前から構想を温めてきたという佐野さんは江戸時代の読本の挿絵を参考に6月ごろから制作に取りかかり、この夏に一気に作品を完成させた。版木を彫るのに没頭するあまり、軽い熱中症になったほどの労作。「おおよそ思い描いたものに近い作品に仕上がった。苦労して“男の中の男”に育った義士の生き様を感じてもらえれば」と話している。
12月14日(水)まで2階ギャラリーで午前10時~午後4時。入館無料。
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投稿:忠臣蔵問屋わたや 2011年11月30日コメントを書く