地元産植物で藍染め体験
2012年02月03日
地元で栽培された藍を使った草木染め体験
材料を用意したのは校区内に採石場を持つ「奥村組土木興業」(本社・大阪市港区)。採石跡の緑化を目的に綿花と合わせて約300平方メートルを栽培しており、昨年度に同校であった糸つむぎ体験に続いて素材を提供した。
藍はジーンズの染料にも使われ、濃い青色を生み出す。専門家の立場から同社の取り組みを支援している同志社大大学院研究員の大石尚子さん(38)=西宮市=が染色液を調合。半年近く乾燥させた藍の葉に水、着色剤などを混ぜて24時間発酵させ、約20リットルを用意した。
児童たちが家庭から持ち寄った白地のハンカチをポリバケツに入った染色液に3分ほど浸染。液から引き上げて空気にさらす作業を2〜3回繰り返すと、回を重ねるごとに布地のブルーが濃さを増した。希望した子どもたちは大人の手を借りずに自分で染色に挑戦。ハンカチを絞っていた輪ゴムや割りばしを外して広げると、丸や直線などの模様が目に見えた。
水玉模様に染め抜いた前川のどかさん(9)は「きれいに模様が出るか心配だったけど、上手にできた」と満足そうだった。
<前の記事 |
掲載紙面(PDF):
2012年2月4日(1978号) 4面 (10,811,790byte)
(PDFファイルを閲覧するにはこちらからAdobe Readerを入手してください。)
白ヤギの「ゆきちゃん」園児と交流 [ 子供 ] 2018年10月13日悲喜こもごも、3歳児保育の抽選会 [ 子供 ] 2018年10月12日子どもの未来考える講演会 ユニークで多彩な絵マップ53作品 ルール守って自転車に乗ろう [ 子供 ] 2018年10月07日絵画と書写で力作 MOA児童展 義士祭奉賛学童書道展の作品募集 子ども食堂「地域のにぎわいにも効果」 学校エアコン来年度中に整備へ 幼は今年度中 「武道に興味もって」異種混合で交流祭 陣たくん「7歳」手作りメダルで祝う [ 子供 ] 2018年09月05日暑さ対策で市内幼小 2学期第1週は午前のみ [ 子供 ] 2018年08月31日杉の枝でクラフト人形 [ 子供 ] 2018年08月30日市内学校教室 97%で熱中症警戒レベル ピアノ全国大会で金賞 元塩町の馬場未宙さん
コメントを書く