リングは“やさしさの証”
2012年02月16日
講座修了の証であるオレンジリングを手にした赤穂西中の生徒たち
同校は平成4年度から毎年、リサイクル活動で得た資金で車椅子を購入し、塩屋の特別養護老人ホーム「桜谷荘」へ寄贈。今年も23日に生徒の手で持参し、交流会を催すことになっている。
講習会には施設を慰問する予定のボランティア委員会と吹奏楽部などの生徒が参加。認知症への正しい理解を普及させるために国が行っている講師派遣制度を活用し、市内の福祉施設で働くケアマネジャー、介護福祉士など6人を招いた。
生徒たちは、講師が演じる寸劇でお年寄りへの声のかけ方、会話のコツを学習。「自尊心を傷つけないように優しく」「聞き取りやすいように口調はゆっくり」など、高齢者全般に有効な心がけや気配りを学んだ。
昨年の慰問に参加した際、「うまく話せなかった」という2年生の石堂里沙さん(14)は「今度は大丈夫」と手首のリングを友達と見せ合っていた。
<前の記事 |
掲載紙面(PDF):
2012年2月18日(1980号) 4面 (9,118,947byte)
(PDFファイルを閲覧するにはこちらからAdobe Readerを入手してください。)
子どもたちを交通事故から守りたい 「伊達直人」が呼び掛け 西国街道・有年峠「地域の歴史名所へ」住民ら整備 元海外ボランティアが語る異文化体験 30人募集 広がる「子ども食堂」市の補助で有志が運営 行政苦情対応10年 古森雄三さんに近畿局長表彰 32年ぶり刷新 高取峠「早かご像」 「つつじ賞」「さくら賞」など2個人4団体表彰 「やりたいことを出来る範囲で」子どもの居場所づくり モレスコから車両寄贈 通算10台に [ ボランティア ] 2023年04月11日新小1生にポーチ寄贈 尾崎小を核に地域づくり 文科大臣表彰 声の情報届けて40周年 朗読サークルが記念発表会 [ ボランティア ] 2023年03月04日2自治会に防犯カメラ寄贈 ロータリーク [ ボランティア ] 2023年02月03日旬彩蔵にシャッターアート 赤穂高美術部がカラフルに 医療従事者へ感謝と励まし 赤穂中がメッセージ [ ボランティア ] 2022年12月15日
コメントを書く