多色刷り木版画の個展開催
2012年10月12日
木版画制作10年と喜寿を記念して個展を開く竹田忍さん
竹田忍さん(77)=塩屋=は退職後の趣味として平成15年に西宮市内の版画教室へ入門。複数の版木を重刷して一つの作品を仕上げる多色刷りの魅力に引き込まれた。風景や歴史的建造物などを主なモチーフに精力的に創作。入門から4年後には同院主催の「板院展」に初応募で入選した。それ以来、選外は一度もなく、3年前には応募した2作品とも入選したこともある。
版画を始めてから今年でちょうど10年。本展では版画教室で初めて彫った習作から新たな技法を取り入れた最新作まで全作品64点を展示する。
「最後の版を刷り上げて思い描いた通りの作品になったときの喜びはたとえようがない」と語る竹田さん。「展示を通して、多色刷り木版画のおもしろさを伝えることができれば」と話している。
14日(日)まで1階ギャラリーで午前10時〜午後6時(最終日は4時まで)。
<前の記事 |
掲載紙面(PDF):
2012年10月13日(2009号) 1面 (7,354,688byte)
(PDFファイルを閲覧するにはこちらからAdobe Readerを入手してください。)
旧東洋紡赤穂工場の写真を冊子に [ 文化・歴史 ] 2020年10月10日「日本一小さな博物館」が70周年 [ 文化・歴史 ] 2020年10月08日お菓子の家テーマ クラフト作品とデザイン画募集 「戦争と平和考えて」原爆ドーム油絵展 [ 文化・歴史 ] 2020年10月05日映像バックに雅楽でクラシック 動画公開へ [ 文化・歴史 ] 2020年10月04日御神体を特別公開 藤樹と蕃山の位牌も 「塩のまち」赤穂巡るハイキング 五感で学ぶ塩活用セミナー ファンタジックな点描の世界〜米谷勝利さん個展 [ 文化・歴史 ] 2020年10月01日赤穂城の情報満載『攻略本』 [ 文化・歴史 ] 2020年09月26日第33回赤穂民報習字紙上展の入賞者 駅ギャラリーで絵手紙グループ展 [ 文化・歴史 ] 2020年09月19日市内最大の山城 住民らルート整備 忠臣蔵カルチャー動画で チャンネル開設 [ 文化・歴史 ] 2020年09月19日中学まで卓球部 練習2か月で東京国際声楽コンへ [ 文化・歴史 ] 2020年09月05日
コメントを書く