退任を正式表明「将来の道筋できた」
2014年09月04日
本会議の冒頭で今期限りの退任を正式表明した豆田正明市長
豆田氏は本会議の冒頭であいさつに立ち、「任期満了をもちまして、市長を退任させていただきたい」と表明。財政健全化や子育て支援、地域活性化など取り組んできた重点施策を振り返り、「将来の発展の道筋はできた」と述べた上で、「今後は新しい人に、新しい考えで、さらなる発展を目指していただきたい」と後進へ道を譲る決意を語った。
傍聴席には支援者ら約20人が座り、あいさつを見守った。初当選の選挙戦から支えた支援者の男性(69)は「3期12年間、病気もせずに休まず勤め上げ、市民の理解と職員の協力を得て財政健全化をやり遂げた。『ご苦労様』の一言に尽きる」とねぎらった。
本会議終了後に行われた会見での報道陣との主なやり取りは次のとおり。
―退任の理由は
「少し体力に自信がなくなったような思いがしてきたことと、3期12年という区切りが、一つの時代の変わるときではないかと。70にもなると新しい考えも浮かばないようになってきた」
−12年間の市政運営を振り返って
「最初の4年間は非常に厳しい市政運営で、よく乗り切れたなと思う。みんなの協力あってのことで、一人の力でできたことではない。時代の変化が早く、12年前のことは遠い前のような気がする」
−上郡との合併協議についての感想を
「最終的には住民投票で市民の意向を聴いたが、将来的にはまた広域化の話が出てくることがあるだろう。その時々の情勢によって対応していかなければならない」
−やり残したことは
「ある程度やりとげた。細かい部分はあるが、自分としては達成感がある」
−今の気持ちは
「退任を正式に表明してすっきりした。残りの任期をしっかり務めたい」
<前の記事 |
掲載紙面(PDF):
2014年9月6日(2102号) 1面 (13,020,641byte)
(PDFファイルを閲覧するにはこちらからAdobe Readerを入手してください。)
[ 社会 ]
「ホタル飛ぶ川に」加里屋川で幼虫放流 《高野産廃》初回から協定不履行 展開検査撮影せず [ 社会 ] 2019年03月02日山火事想定して連携訓練 [ 社会 ] 2019年02月25日入潮泰吉さんに赤穂初の緑十字金章 [ 社会 ] 2019年02月15日近隣4高校がICTサミット [ 社会 ] 2019年02月11日鮮魚販売協同組合 新組合長に山野崇氏 [ 社会 ] 2019年02月08日高野の産廃処分場 操業開始で立入検査 [ 社会 ] 2019年02月06日県議選 現職・長岡氏が5選へ出馬表明 [ 社会 ] 2019年02月06日元中学校長の佐方直陽さんに瑞宝双光章 [ 社会 ] 2019年02月06日高野の安定型処分場が産廃受け入れ開始 《御崎メガソーラー》建設現場を関係者らが視察 [ 社会 ] 2019年01月30日就労継続支援A型施設に活動助成金 [ 社会 ] 2019年01月29日《市長選2019》20歳代以下の投票率は3割下回る [ 社会 ] 2019年01月26日術科始め式で鍛錬成果を披露 [ 社会 ] 2019年01月25日救急出動件数が過去最多 [ 社会 ] 2019年01月25日
コメントを書く