国指定重要無形民俗文化財の祭礼行事を色鮮やかな大判画像で紹介する企画展「坂越の船祭　特大写真展−神事の風景」が坂越の旧坂越浦会所で開催中。祭りの印象的な場面や光景を掛け軸状に加工して展示している。
　文化財指定に伴う調査や記録作成で撮影した写真の中から特に見応えのある１４点を市教委がピックアップ。和船が一列に連なって坂越湾を巡航する船渡御、五色のテープが舞う中をバタ板に登るシデ振り、しめ縄が掛かった狛犬などの写真を最大縦１４０センチ、横７０センチのサイズで並べている。
　今年の「坂越の船祭」は１０月１２日（日）に行われる。バスツアーで見学に訪れた鳥取市美萩野の井上浩さん（７８）は「写真がダイナミックで、祭りの雰囲気が伝わります。一度、実際に見てみたくなりました」と話していた。
　１１月１０日（月）まで午前１０時〜午後４時。火曜休館。Tel４８・７７５５。

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掲載紙面（PDF）：
2014年10月11日（2107号） 1面 (11,090,764byte)
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