各陣営が決起集会、懸命の訴え
2015年01月16日
1月18日投開票の赤穂市長選へ向け、立候補者3人がそれぞれ16日までに決起集会を開催。集まった聴衆に向かい、候補者本人と陣営が懸命に支持を訴えた。届け出順に様子をレポートする。
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矢野英樹候補(44)は16日夜、加里屋中洲の赤穂市民会館大会議室で決起集会を開いた。
28歳で会社を興し、忠臣蔵ウイークなど地域活性化活動の中心となって率先して行動してきた候補者本人の経歴を寺田眞康・後援会長が紹介した。同世代の支援者らが登壇し、「閉塞感が漂う赤穂を変えるには強いリーダーが必要」「矢野さんは自ら決断し、人に呼び掛け、リーダーシップを発揮できる現代の大石内蔵助」と称賛。麻生太郎副総理が寄せたビデオメッセージも披露された。
矢野氏は最大の市政課題を「少子高齢化に伴う人口減少」とし、「毎年減っていく財源を上手に使っていくだけでは明るい未来はない。増やしていける人間が必要。民間出身の経験と視点でこの問題を解決する」と力説。「44歳、体力も気力も一番充実している。この命と体のすべてを使う覚悟。どうか私に未来への希望を託していただきたい」と深く頭を下げた。
妻・典香さんもあいさつに立ち、「厳しい状況。より一層のご支援をお願いいたします」と声を振り絞った。最後は会場全体で「頑張ろう」を三唱し拳を突き上げた。
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牟礼正稔候補(60)は15日夜、中広の赤穂市文化会館大ホールで決起集会を開催した。
大野重徳・坂越地区自治会連合会長、永安弘氏ら市議5人がマイクを握り、「芯が強い」「間違いのない人物」などと候補者を紹介。山口壮・衆院議員が「牟礼さんとは志を共有できる。国、県、市が一体になれる」と連携を強調した。
牟礼氏は「今年を『少子化対策・元年』と位置づけ、子育て支援、医療環境の充実を進める」と演説。公約に掲げる学校給食費無料化については「2億円の財源は毎年5000万円ずつ積み上げ、段階的に実行する」と説明した。その他に▽カキ、ミカン、塩ラーメンなどと温泉を組み合わせたリピート観光客誘致▽24時間体制の巡回介護サービス普及▽高取峠トンネル化−などを重点施策に挙げ、「赤穂市長の大役を託してください。誠心誠意取り組みます」とトーンを高めた。
妻・美保さんは、「赤穂のまちを良くしたいとの志を遂げさせてやってください」と頭を下げ、杉田靖興・後援会長が「我々スタッフも全力で闘っている。どうか、もう一声を」と支援を呼び掛けた。
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明石元秀候補(64)は16日夜、中広の赤穂市文化会館で総決起集会。同級生らが「実直で正直」と人柄をPR。家入時治氏ら市議9人と連合西播役員らが応援に入り、「赤穂の舵取りを任せられるのは長年市政を担い、経験を培ってきた明石さんだけ」と後押しした。
明石氏は「41年と5カ月、役所で鍛えていただいた経験を市民のみなさまにお返ししたい。課題は多いが信念を持って逃げずに打ち勝つ」と意欲を表明した。▽アフタースクールの拡充▽多子世帯への支援▽3歳児保育の実施−といった子育て支援のほか、高齢者の活躍と雇用の確保、市民病院の二期構想推進などを約束し、「私は将来展望の下に公約を示している。財政的裏付けのある施策を展開していく」と堅実さをアピール。「私が赤穂市を引っ張っていく。一歩前を走っていく。任せてください」と言葉に力を込めた。
妻・正子さんは「真面目が服を着て歩いているような人。仕事もします。男にしてやってください」と声を詰まらせ、萬代新一郎・選挙対策本部長が「今、この赤穂を担えるのは明石元秀しかいない。自信をもって推挙する」と持ち上げた。
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矢野英樹候補(44)は16日夜、加里屋中洲の赤穂市民会館大会議室で決起集会を開いた。
28歳で会社を興し、忠臣蔵ウイークなど地域活性化活動の中心となって率先して行動してきた候補者本人の経歴を寺田眞康・後援会長が紹介した。同世代の支援者らが登壇し、「閉塞感が漂う赤穂を変えるには強いリーダーが必要」「矢野さんは自ら決断し、人に呼び掛け、リーダーシップを発揮できる現代の大石内蔵助」と称賛。麻生太郎副総理が寄せたビデオメッセージも披露された。
矢野氏は最大の市政課題を「少子高齢化に伴う人口減少」とし、「毎年減っていく財源を上手に使っていくだけでは明るい未来はない。増やしていける人間が必要。民間出身の経験と視点でこの問題を解決する」と力説。「44歳、体力も気力も一番充実している。この命と体のすべてを使う覚悟。どうか私に未来への希望を託していただきたい」と深く頭を下げた。
妻・典香さんもあいさつに立ち、「厳しい状況。より一層のご支援をお願いいたします」と声を振り絞った。最後は会場全体で「頑張ろう」を三唱し拳を突き上げた。
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牟礼正稔候補(60)は15日夜、中広の赤穂市文化会館大ホールで決起集会を開催した。
大野重徳・坂越地区自治会連合会長、永安弘氏ら市議5人がマイクを握り、「芯が強い」「間違いのない人物」などと候補者を紹介。山口壮・衆院議員が「牟礼さんとは志を共有できる。国、県、市が一体になれる」と連携を強調した。
牟礼氏は「今年を『少子化対策・元年』と位置づけ、子育て支援、医療環境の充実を進める」と演説。公約に掲げる学校給食費無料化については「2億円の財源は毎年5000万円ずつ積み上げ、段階的に実行する」と説明した。その他に▽カキ、ミカン、塩ラーメンなどと温泉を組み合わせたリピート観光客誘致▽24時間体制の巡回介護サービス普及▽高取峠トンネル化−などを重点施策に挙げ、「赤穂市長の大役を託してください。誠心誠意取り組みます」とトーンを高めた。
妻・美保さんは、「赤穂のまちを良くしたいとの志を遂げさせてやってください」と頭を下げ、杉田靖興・後援会長が「我々スタッフも全力で闘っている。どうか、もう一声を」と支援を呼び掛けた。
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明石元秀候補(64)は16日夜、中広の赤穂市文化会館で総決起集会。同級生らが「実直で正直」と人柄をPR。家入時治氏ら市議9人と連合西播役員らが応援に入り、「赤穂の舵取りを任せられるのは長年市政を担い、経験を培ってきた明石さんだけ」と後押しした。
明石氏は「41年と5カ月、役所で鍛えていただいた経験を市民のみなさまにお返ししたい。課題は多いが信念を持って逃げずに打ち勝つ」と意欲を表明した。▽アフタースクールの拡充▽多子世帯への支援▽3歳児保育の実施−といった子育て支援のほか、高齢者の活躍と雇用の確保、市民病院の二期構想推進などを約束し、「私は将来展望の下に公約を示している。財政的裏付けのある施策を展開していく」と堅実さをアピール。「私が赤穂市を引っ張っていく。一歩前を走っていく。任せてください」と言葉に力を込めた。
妻・正子さんは「真面目が服を着て歩いているような人。仕事もします。男にしてやってください」と声を詰まらせ、萬代新一郎・選挙対策本部長が「今、この赤穂を担えるのは明石元秀しかいない。自信をもって推挙する」と持ち上げた。
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