文化財保護へ防犯パトロール強化
2015年04月17日
緊急対策会議で配られた防犯プレートを取り付ける文化財管理者
赤穂市内には国、県、市を合わせて52の有形文化財(記念物、史跡を含む)があり、これまでに被害は確認されていない。会議には警察と市教委の呼び掛けに応じた19施設に加え、防犯ボランティア組織「地域ふれあいの会」の役員など計約30人が出席した。
宇仁貫一署長は「同種の事案が赤穂で発生する可能性は否定できない。被害防止には関係機関と警察の連携強化が不可欠だ」とあいさつ。市教委の三谷勝弘・教育次長も「組織力とマンパワーで隙を見せないことが被害防止につながる」と協力を呼び掛けた。
会議では、警察がパトロールの要点を指導し、「特別警戒実施中」とプリントした防犯プレート(縦約60センチ、横約20センチ)を各施設管理者に配布。市教委文化財係の担当者は防犯カメラ設置に対する国と県の補助制度の動向を説明した。
出席者の一人は「文化財は郷土の歴史を物語る貴重な財産。被害に遭わないように十分に警戒したい」と話していた。
<前の記事 |
掲載紙面(PDF):
2015年4月25日(2133号) 3面 (11,196,598byte)
(PDFファイルを閲覧するにはこちらからAdobe Readerを入手してください。)
義士ネコが全員集合 オリジナル人形展 [ 文化・歴史 ] 2019年11月04日【寄稿】緒方貞子さんとの思い出 [ 文化・歴史 ] 2019年11月03日日本画の古川功晟さん 日展初入選 [ 文化・歴史 ] 2019年11月02日世代問わず意見交流「教学サロン」 薩摩焼の名工「十四代沈壽官」追悼展 [ 文化・歴史 ] 2019年11月01日女性たちの絵画展 市立図書館で3日まで [ 文化・歴史 ] 2019年11月01日4日に「坂越の嫁入り」和船で輿入れ ハーモニカ同好会が10周年コンサート 市民が考えた「2030年の赤穂」 [ 社会 ] 2019年10月30日「安心実現へ行動」大会宣言採択 [ 社会 ] 2019年10月28日文化・スポーツで功績 2団体31個人表彰 《市公共工事贈収賄》個別聞き取り 全職員へ対象拡大 腹痛や吐き気 塩屋小で学級閉鎖 塩屋の清水まみさん 日展6年連続入選 [ 文化・歴史 ] 2019年10月22日高校教諭ら「日本遺産のまち・赤穂」見学 [ 文化・歴史 ] 2019年10月22日
コメントを書く