思い込めた「ペン画と水彩画」展
2015年07月20日
高瀬舟で作品展を開いている宇田川悦子さん
父が京友禅の染工職人だった宇田川さんは幼い頃から色彩豊かな反物に囲まれて育ち、自然と絵に興味を持った。夫の転勤に伴って福井県敦賀市に住んでいたころに「雪の風景の美しさを描きたい」と思い立って以降、独学で作品を描き続けている。
敦賀市総合美術展で市長賞に輝いたペン画「初雪」は、白い家並みから新年を迎えたまちの静寂が伝わる。「秋の初風」は画面いっぱいに無数の稲穂を鉛筆で緻密に描いた労作だ。
小品から30号まで約15点を展示。いずれも、「心に生まれた『描きたい』という気持ちを大切にしています」と話す宇田川さんの思いがこもった作品が並んでいる。
8月6日(木)まで午前10時〜午後4時。金土日は休み。Tel48・7122。
<前の記事 |
掲載紙面(PDF):
2015年7月25日(2145号) 4面 (11,166,940byte)
(PDFファイルを閲覧するにはこちらからAdobe Readerを入手してください。)
薩摩焼の名工「十四代沈壽官」追悼展 [ 文化・歴史 ] 2019年11月01日女性たちの絵画展 市立図書館で3日まで [ 文化・歴史 ] 2019年11月01日4日に「坂越の嫁入り」和船で輿入れ ハーモニカ同好会が10周年コンサート 文化・スポーツで功績 2団体31個人表彰 塩屋の清水まみさん 日展6年連続入選 [ 文化・歴史 ] 2019年10月22日高校教諭ら「日本遺産のまち・赤穂」見学 [ 文化・歴史 ] 2019年10月22日斉藤洋氏講演会「猫と狐と30年」 第31回MOA児童展入賞者 「赤穂市」より歴史古く 小中学校音楽会 日本遺産推進に補助金2400万円 [ 文化・歴史 ] 2019年10月17日神輿担ぎ57年ぶり復活へ 「謎の氏族〜秦氏」考古学から実像迫る [ 文化・歴史 ] 2019年10月13日山鹿素行のお話(11)後記 [ 文化・歴史 ] 2019年10月12日文字と絵で母への想い 絵手紙展 [ 文化・歴史 ] 2019年10月12日
コメントを書く