史跡説明板、新たに3カ所設置
2016年02月26日
名所旧跡の説明板を設置した「尾崎のまちを考える会」のみなさん
地域の歴史にゆかりのあるスポットを次世代に伝承しようと、兵庫県の「地域づくり活動助成金」を活用して説明板を製作。会員と市職員の計十数人がボランティアで取り付けた。
赤穂城明け渡し後に大石内蔵助の仮住まいだったことで知られる「おせど」跡には形が牛と馬に似ていることから呼び名がついた「牛石・馬石」に関する説明板を建てた。江戸時代に島津侯から浅野侯へ贈られた薩摩石で、明治維新後に赤穂城本丸から現在地に移設されたとされる伝承を子どもにも読みやすい振り仮名付きで表記している。
前年度も「宝崎神社ノット岩」「尾崎村道路元標」「三本松」の3史跡に設置しており、全部で6カ所となった。同会は今後、各所を巡るクイズラリーの用紙を5000部印刷し、尾崎地区に全戸配布するほか観光客にも提供できるように観光案内所にも備える。
目木会長によると、説明板を設置する候補地はまだ10カ所以上あるといい、「引き続き整備に取り組みたい」と話している。
<前の記事 |
掲載紙面(PDF):
2016年2月27日(2175号) 3面 (10,228,700byte)
(PDFファイルを閲覧するにはこちらからAdobe Readerを入手してください。)
子どもたちが恒例の「お田植え祭」 憧れた装束 高校生が雅楽披露 [ 文化・歴史 ] 2022年06月19日坂越の船祭 3年ぶり「船渡御」実施へ コンセル・ヌーボ定期演奏会 19日に開催 コンセプトは「昔の縁側」坂越に古民家カフェ開店 松年『富士牧狩図』も 未公開収蔵品展 [ 文化・歴史 ] 2022年06月11日ル・ポン音楽祭 チケット発売8月10日 親子券を先行受付 通算入館者数30万人達成 旧坂越浦会所 考古学の視点で考える「秦氏」のルーツ 宮前桜でチャリティアート展 賛同作家募集 3日から「秦氏フェス」4日に記念講演 [ 文化・歴史 ] 2022年05月28日市美術協会展に力作43点 [ 文化・歴史 ] 2022年05月27日緞通に魅せられ 作家目指して移住 [ 文化・歴史 ] 2022年05月22日北野中の大川礼子さん 国展で斎木幸子賞 [ 文化・歴史 ] 2022年05月21日樫本大進と独の名門オケ共演 21日一般発売
コメントを書く