「今の自分」言葉で刻む
2016年12月10日
3年ぶり2度目の作品展を開催する千種会のみなさん
「qui suis je『今の自分』」をテーマに子どもから大人まで23人が出品する。セラミックボード(16センチ×23センチ)に好きな言葉や漢字を毛筆し、文字を彫刻刀で浮き彫りに。顔彩やアクリル絵の具などで着色した。
作品制作にあたっては、自分の胸の内にある願望や信条などを深く見つめ、浮かび上がった文言を作品の題材としたという。背景のデザインや色づかいにも作者の思いやこだわりがあり、個性が凝縮された作品に仕上がっている。
会場では作者の制作意図を書いた説明文を添えて展示する。黒田さんは「色鮮やかで楽しく、あたたかい作品が揃いました。心をこめて書き上げた作品から元気や笑顔を受け取ってもらえると思います」と話している。
1階ギャラリーで午前10時〜午後6時(18日は5時まで)。出品者は次のみなさん。敬称略。
▽黒田素波▽塩田素風▽大賀香優▽小林清泉▽武田直子▽桝谷功美子▽稲葉野々花▽稲葉楓花▽今井一雅▽今井清也▽鵜崎佐希▽鵜崎陽也▽丑田舞奈美▽丑田瑞輝▽神吉貴司▽佐藤楓夏▽田中秀弥▽北國茉和▽北國啓太▽本城花乃▽松田侑女▽妻鹿花音▽妻鹿里音
<前の記事 |
掲載紙面(PDF):
2016年12月10日(2210号) 4面 (13,783,949byte)
(PDFファイルを閲覧するにはこちらからAdobe Readerを入手してください。)
「ひょうご五国」巡回展 赤高生が音声ガイド [ 文化・歴史 ] 2022年09月17日
「赤穂緞通の魅力伝えたい」織り手志望の女性が絵本 [ 文化・歴史 ] 2022年09月09日
絵手紙始めて3年 95歳初の作品展 [ 文化・歴史 ] 2022年09月05日
逸話でひもとく史実の元禄赤穂事件 [ 文化・歴史 ] 2022年09月04日
義士外伝の新作歌舞伎『荒川十太夫』10月に歌舞伎座 十州塩田の作業唄一堂 赤穂からも出演 [ 文化・歴史 ] 2022年09月02日
市史編さん課長が語る元禄赤穂事件の逸話 詩吟体験教室の子どもたちが奉納吟詠 JR有年駅に埴輪の絵画 故堂本隆也さん遺作 [ 文化・歴史 ] 2022年08月13日
市民文化祭 短歌会と俳句会の作品募集 日本遺産写真展 作品を公募 県展2022 3部門で3人入選 [ 文化・歴史 ] 2022年08月10日「角立てない」伝統の書体 播磨提灯 気持ちや思い自由に表現「デザイン書道」 [ 文化・歴史 ] 2022年08月04日
繊細な明暗バランス「紡がれる想い」須藤克明展 [ 文化・歴史 ] 2022年07月30日
コメントを書く