民画「大津絵」の魅力を紹介
2017年05月12日
軽妙でユーモアのある作品が並ぶ大津絵展
庶民の間で護符として広まった「大津絵十種」を中心に約50点を展示。ユーモラスで軽妙な作品の数々を楽しめる。
大津絵は江戸時代に近江国の大津宿で売られた民衆絵画で東海道を往来する旅人の手軽な土産物として人気を集めた。明治維新の近代化で衰退するが、民芸運動の柳宗悦らによって再評価され、現在も愛好されている。
大津絵十種は代表的な画題で「藤娘」「釣鐘弁慶」「鬼の寒念仏」などがある。それぞれ良縁や金運、子どもの夜泣き止めといったお守りとして使われた。大量生産を可能にするため、木版画で刷った線画に筆で彩色する独自の技法を生み出したという。
5月28日(日)まで午前10時〜午後4時。水曜休館。入館料200円(小学生以下無料)。Tel090・3496・4282。
<前の記事 |
掲載紙面(PDF):
2017年5月13日(2230号) 3面 (11,841,385byte)
(PDFファイルを閲覧するにはこちらからAdobe Readerを入手してください。)
刷毛の跡までリアルに 埴輪ミニチュア [ 文化・歴史 ] 2024年07月12日赤穂ゆかりの作家中心に40点「未公開収蔵品展」 [ 文化・歴史 ] 2024年07月01日秋祭りの御神米 子どもたちが「お田植え」 コンセル・ヌーボ第40回定期演奏会 16日にハーモニーH 元赤穂書道会長の故新家一夫さん回顧展 [ 文化・歴史 ] 2024年06月03日会員の力作40点 赤穂美術協会展 31日から [ 文化・歴史 ] 2024年05月27日「水のある風景」テーマに写真展 [ 文化・歴史 ] 2024年05月26日心癒やすメロディ 引きこもり男性が作ったピアノ曲 [ 文化・歴史 ] 2024年05月20日絵マップコン記念誌 20年の記録と記憶一冊に 赤穂駅2階で「キャンバスの会」ウインドギャラリー展 [ 文化・歴史 ] 2024年05月12日引きこもりから前進 友人の支えで曲完成 [ 文化・歴史 ] 2024年05月11日工芸と写真、日本画 喜寿記念で三人展 [ 文化・歴史 ] 2024年05月11日赤穂民報主催・第41回習字紙上展の出品規定 日本遺産認定祝い北前船の絵馬奉納 [ 文化・歴史 ] 2024年04月06日日本画家の故室井澄氏を偲び画塾生らが作品展 [ 文化・歴史 ] 2024年03月23日
コメントを書く