「秦河勝の墳墓」伝承の生島を見学
2017年05月28日
秦河勝の墳墓と伝えられる史跡を見学した探訪会
昨年11月に秦氏ゆかりの神社を訪ねる史跡探訪会を開いた歴史研究グループ「秦氏を学ぶ会」が第2弾として企画。市内外の歴史ファン53人が参加した。
生島は周囲約1・6キロの無人島で、希少な植物群落が国の天然記念物に指定されている。河勝を祭神とする大避神社の神域で普段は人の出入りが禁じられている。
この日は漁船2隻のピストン輸送で島へ渡航。かつて船乗りが飲用した井戸が残る山道を80メートルほど登り、円墳がある西端山頂に到達した。墳墓はしめ縄を渡した石柱の奥に小山のようにあり、参加者らは滅多に見ることのできない史跡を前に歴史ロマンに浸った。
地元育ちの主婦、大田直子さん(58)は生島に渡ったのは初めて。「一度行ってみたいと思っていました。もっとこの島の歴史を学びたいです」と関心を深めた。
<前の記事 |
掲載紙面(PDF):
2017年6月3日(2233号) 3面 (11,470,455byte)
(PDFファイルを閲覧するにはこちらからAdobe Readerを入手してください。)
考古学の視点で考える「秦氏」のルーツ 宮前桜でチャリティアート展 賛同作家募集 3日から「秦氏フェス」4日に記念講演 [ 文化・歴史 ] 2022年05月28日市美術協会展に力作43点 [ 文化・歴史 ] 2022年05月27日緞通に魅せられ 作家目指して移住 [ 文化・歴史 ] 2022年05月22日北野中の大川礼子さん 国展で斎木幸子賞 [ 文化・歴史 ] 2022年05月21日樫本大進と独の名門オケ共演 21日一般発売 電子雑誌閲覧サービス導入 市立図書館 人物などリアルに描写 色鉛筆画展 [ 文化・歴史 ] 2022年05月18日「赤穂の路地」テーマに写真展 [ 文化・歴史 ] 2022年05月16日キャンバスの会 ウインドギャラリー展 [ 文化・歴史 ] 2022年05月11日女性たちの絵画作品ロビー展 [ 文化・歴史 ] 2022年05月05日「伝統と新しいかたち」山陽百貨店で赤穂緞通展 [ 文化・歴史 ] 2022年04月29日清方、松園、夢二など「近代版画の女性像」展 [ 文化・歴史 ] 2022年04月25日カエルに象、ウサギ……レトロな看板人形の写真展 [ 文化・歴史 ] 2022年04月24日
コメント
2 0
投稿:興味半分で観光気分で行く場所ではない 2017年06月19日とか、上陸して草を踏んだり、木を抜いたり、小石を持ち帰った人が祟られた。とか教えられ、本当に信じてました。
歳をとって、私は、そういう話がある本当の理由が解るようになり、日本人のあうんの呼吸として、生島にはたやすく渡ってはいけないと、今でも対岸から、島のあれこれを想像しながら眺めるだけです。
生島は、目と鼻の先にある本当に小さい島ですが、私にとっては、これからも上陸することのない永遠の謎の島です。
2 0
投稿:永遠の謎の島 2017年06月18日神域なのだから、見学するにもきちんと神社に参拝するなどしてからにしてほしい、もちろんしたんだろうね?
0 0
投稿:よう 2017年06月18日コメントを書く