県内現存最古の木造駅舎お別れ
2017年09月26日
昭和30年代の有年駅(左)=京都鉄道博物館提供=と現在の有年駅舎
駅舎は明治23年7月10日、山陽鉄道(現JR山陽本線)の有年駅として開業。屋根や外壁などに改修は施されたが、木造瓦葺き平屋建ての主要な構造は当時のままで石積みの基礎も一部が現存している。新築された橋上化駅舎への移行に伴って9月30日(土)を最後に役目を終え、10月中旬から解体される予定。跡地は来年度以降に市が駅前広場に整備する計画だ。
写真展は「解体にあたり、昔を懐かしむとともに地域の歴史を知る」ことを目的に地元自治会の「有年駅周辺地区まちづくり協議会」が主催。駅舎や駅周辺を写した明治から平成にかけての写真20点をパネル展示している。
10月1日(日)と7日(土)、8日(日)は明治27年の時刻表や国鉄時代の駅員制服、改札鋏など(いずれも京都鉄道博物館蔵)を午前10時〜午後3時に特別展示。8日(日)は記念写真撮影用に子ども用の駅員制服(男女1着ずつ)を着用できる(午前10時〜正午、午後1時〜3時)。
また、有年楢原の赤穂市立有年考古館でも企画展「有年駅のあゆみ」を開催中。旧赤穂鉄道のレール、路線地図など7点を展示している。来年3月27日(火)まで午前10時〜午後4時。火曜休館。
<前の記事 |
掲載紙面(PDF):
2017年9月30日(2247号) 1面 (11,025,304byte)
(PDFファイルを閲覧するにはこちらからAdobe Readerを入手してください。)
「ナラ枯れ」から生島守る「ホイホイ」設置 [ 文化・歴史 ] 2023年05月20日赤穂民報主催・第39回習字紙上展の出品規定 赤穂美術協会展 19日から21日まで [ 文化・歴史 ] 2023年05月15日キャンバスの会 駅ギャラリー展 [ 文化・歴史 ] 2023年05月13日赤穂緞通作家目指して修業の主婦 自宅に工房 [ 文化・歴史 ] 2023年05月13日絵マップコン 昨年で終了 20年で1327作品 往年の海外スターたち 元カメラマンが写真展 [ 文化・歴史 ] 2023年05月07日わらじの作り方を伝授 「手作り文化伝承の会」が講習会 桜テーマに水彩画展 [ 文化・歴史 ] 2023年04月23日幻の無声映画『忠臣蔵』カツベン上映をネット配信 [ 文化・歴史 ] 2023年04月16日上仮屋獅子舞、花岳寺で62年ぶり奉納舞 [ 文化・歴史 ] 2023年04月09日松の廊下刃傷事件ゆかりの裃 [ 文化・歴史 ] 2023年04月08日有年牟礼・山田遺跡の土器50点を市文化財指定 [ 文化・歴史 ] 2023年04月05日中央義士会 播州赤穂支部を新設 [ 文化・歴史 ] 2023年04月04日川柳赤穂吟社 濱邉稲佐岳顧問が句文集 [ 文化・歴史 ] 2023年04月03日
コメント
0 0
投稿:AKA高生 2017年09月28日0 0
投稿:無人駅化と聞き、ショック! 2017年09月26日0 0
投稿:乗り鉄 2017年09月26日コメントを書く