「手づくり郷土賞グランプリ」にノミネート
2018年01月27日
「手づくり郷土賞グランプリ」にノミネートされた「坂越のまち並みを創る会」のみなさん
同賞は昭和61年度に創設され32回目。今年度は北海道から沖縄まで全国16団体がノミネートされた。各団体がプレゼンテーションを行い、グランプリを決定する。
「坂越のまち並みを創る会」は「歴史をいかす・風格と潤いのある・落ち着いたまち」を目指し、平成4年に住民有志で設立した。地域に伝わる伝統行事の復活や清掃美化奉仕などのほか、かつて海運業で栄えた歴史をまちおこしに活かそうと、「北前船寄港地」としての日本遺産認定へ向けた運動にも積極的に取り組んでいる。地元の観光スポットの一つ「旧坂越浦会所」の年間入場者数は昨年約2万人となり、平成6年の約3000人から6倍以上に増加した。
28日は門田守弘会長(65)ら4人で上京。坂越ふるさと海岸での清掃奉仕活動を15年以上続ける網家義郎さん(79)も登壇し、坂越浦への愛着をアピールする。プレゼンテーションの持ち時間は3分と短いが、門田会長は「活動にかける思いを精一杯伝えたい。グランプリへの参加を新たなネットワークづくりにもつなげたい」と意気込んでいる。
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掲載紙面(PDF):
2018年1月27日(2264号) 1面 (12,256,378byte)
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