花の美際立つ「押し花アート展」
2018年04月25日
花の美しさが活かされている藤井登貴子さんの押し花アート
作者の藤井登貴子さん(60)=上郡町高山=は押し花歴10年。7年前に自然豊かな田舎暮らしを求めて大阪市内から播磨自然高原へ移住し、現在は姫路、たつの、相生など7教室で約50人の生徒を教えるかたわら自宅アトリエで創作活動に励んでいる。
個展は平成24年以降、上郡町内で毎年開き、赤穂市内では今回が初めて。この春咲いた啓翁桜の花びらで満開の桜並木を描いた大作、ピンクのミニバラを髪飾りに配した女性画、スライスした野菜やフルーツを使ったポップな作品など新作55点が並ぶ。いずれも藤井さん自身が構図を考えたオリジナル作品でテーマもタッチも多彩だ。
「野山で草花や植物を見つけるときから作品が出来上がるときまで、すべてがすっごく楽しい。特にきれいに花を押せたときは、めっちゃテンションが上がります」と作品づくりのおもしろさを語る藤井さん。「押し花はアート。その魅力を知ってもらえれば」と話している。
29日(日・祝)まで午前10時〜午後5時(最終日は4時まで)。作品は販売可。押し花ボールペン作り(1本300円)は会期中先着60人。会場のギャラリー「グラン・ポン・ヌフ」は大橋交番がある松原町交差点の北1筋目を西へ入ったところにある。TEL080・6144・5180(藤井さん)。
<前の記事 |
掲載紙面(PDF):
2018年4月28日(2276号) 4面 (6,673,243byte)
(PDFファイルを閲覧するにはこちらからAdobe Readerを入手してください。)
[ 文化・歴史 ]
泊まりがけで来場も「ビートルズレコード音楽祭」 [ 文化・歴史 ] 2022年11月27日赤穂義士が討ち入りに持参 自筆の槍印 [ 文化・歴史 ] 2022年11月26日邦楽の篠原欣山さんに「ともしびの賞」 [ 文化・歴史 ] 2022年11月26日正規盤レコードで聴く「ビートルズ音楽祭」 作家の個性あふれる「群象の会」展 [ 文化・歴史 ] 2022年11月17日絵地図作りでわがまちに愛着 絵マップコン20年 和船で輿入れ「坂越の嫁入り」 [ 文化・歴史 ] 2022年11月12日龍野「堀家住宅」で特別公開 赤穂緞通も展示 [ 文化・歴史 ] 2022年11月11日藩主迎えた「上段の間」も 田淵氏庭園一般公開 [ 文化・歴史 ] 2022年11月08日書の清水さん 9年連続日展入選 日本画の古川さんは4度目 [ 文化・歴史 ] 2022年11月05日第61回赤穂市民文化祭 短歌・俳句入賞者 [ 文化・歴史 ] 2022年11月04日有年横尾の三木喜美子さん 十二支の色紙展 [ 文化・歴史 ] 2022年11月04日『民謡と民俗の祭典』11月6日開催 写真で回顧「赤穂線を走った汽車・電車」 [ 文化・歴史 ] 2022年10月28日第33回MOA美術館赤穂児童作品展の入賞者
コメントを書く