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2年に一度の「第九」本番に向け練習佳境

 2008年11月29日 
一層練習に力が入ってきた「ハーモニー第九合唱団」
 2年に一度、赤穂市文化会館(ハーモニーホール)大ホールで行われる「第九演奏会」は12月7日(日)に開催される。本番に向けた練習もいよいよ佳境を迎え、合唱指導する「しらさぎ音楽学院」の井上敏典院長(49)は「日を重ねるごとに団員のやる気が歌声から伝わってくる」と手ごたえを感じている。
 同館がオープンした平成6年から隔年で開催。8回目の今回は10代から80代まで約100人で「ハーモニー第九合唱団」(横山博好団長)を結成。7月から毎週金曜日に練習してきた。
 バスのパートマネージャー・寺内修一さん(53)=西有年=は「年齢を超えた活動の場がある」と前回に続き、家族5人で参加。2年前は父に誘われて参加した長女のそらみさん(14)は「あの達成感をもう一度味わいたい」と今回は自ら希望した。
 友人に誘われて初参加した長池町の松井芳子さん(74)は「ドイツ語は難しいけど、多くの人と心を合わせ歌うのは気持ちがいいですね」とにこやかだ。
 オーケストラはテレマン室内管弦楽団。市児童合唱団が賛助出演する。午後1時半開場、同2時開演。チケットは一般2000円(当日2500円)、高校生以下1000円(同1500円)。全席自由。問合せはTel43・5111まで。
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掲載紙面(PDF):
2008年11月29日(1823号) 3面 (9,492,886byte)
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