高校生が雅楽演奏を奉納
2020年07月12日
奉納演奏で稽古の成果を披露した赤穂高校雅楽部
新型コロナウイルス感染症の影響で出演を予定していた文化祭が中止に。「活動成果を発表できる場を」との声に同校OB会長の中村良廣宮司が機会を提供した。
衣装を着けた部員らは緊張した面持ちで拝殿へ上がり、3年生の浜本実季さん(17)の龍笛に合わせて1年生5人が謡いを披露。南都楽所(なんとがくそ)の楽師でもある永井信行顧問が琵琶の音色を重ねた。感染予防対策として拝殿の引き戸を開放していたこともあり、境内全体に演奏が聞こえた。
今春1年生が入部するまで1人で部を守った浜本さんは「3年間の集大成という感じで緊張しましたが、うまくいって良かった」と感想。部活動は引退となるが、「心がしんどくなったときには、雅楽を思い出して笛を吹きたい」と話した。
<前の記事 |
赤穂浪士「助命か厳罰か」中学歴史で討論 新田に赤穂緞通のギャラリー工房 [ 文化・歴史 ] 2020年06月19日ふれあい囲碁 市民限定で4か月ぶり開催 [ 文化・歴史 ] 2020年06月15日コロナ影響で市美術展中止 赤穂民報主催・第33回習字紙上展の作品募集 レナウンの基礎築いた尾上設蔵 桃井ミュージアム開館10年で感謝デー [ 文化・歴史 ] 2020年05月23日ゆず、Aimerなどに楽曲 釣俊輔さん [ 文化・歴史 ] 2020年04月04日「歩いてほのぼの」春の坂越写真展 [ 文化・歴史 ] 2020年04月03日義士ダンス CD完成「時を超えて〜AKO47のテーマ〜」 [ 文化・歴史 ] 2020年04月03日忠臣蔵研究の第一人者 山本博文氏死去 相生産高機械科 銅鏡復元に成功 [ 文化・歴史 ] 2020年03月30日「塩のまち」住民有志が歴史学ぶ会 [ 文化・歴史 ] 2020年03月20日ジャコウアゲハ地道に観察 報告書第3弾 [ 文化・歴史 ] 2020年03月14日第32回赤穂民報習字紙上展の入賞者
コメントを書く