忠臣蔵カルチャー動画で チャンネル開設
2020年09月19日
もりいくすおさんがユーチューブに開設した「ちゅうしんぐら文化ちゃんねる」の初回分一場面
毎回テーマをピンポイントで絞り、自撮り編集した10分前後のミニ番組を週1本のペースでアップしていく予定。忠臣蔵愛好家の間で期待を集めている。
これまでに世に出た忠臣蔵関連の映画やドラマはもちろん、舞台鑑賞にコレクション収集など幅広くカバーしてきたもりいさん。作品評とともに物語の登場人物を自作の役者絵を添えて紹介するサイトを2008年から運営するほか、テレビ出演や各地での講演もこなし、「忠臣蔵カルチャーの伝道師」としての地位を固めつつある。コロナ禍の外出自粛で生まれた時間を活用し、以前から興味のあったパソコン動画編集の手順をネット独学でマスター。今月13日に「ちゅうしんぐら文化ちゃんねる」の名称で開設した。
初回配信のテーマは「お人形」。討ち入り装束を着込んで自ら出演し、木彫りの大石内蔵助や陶磁器製の義士人形、セルロイド製の起き上がりこぼしなど計15体を紹介している。内容はかなりマニアックだが、軽妙洒脱なトークで緩やかに展開していくので、忠臣蔵を知らない人でも気軽に視聴できそうだ。
人形浄瑠璃に始まり歌舞伎や講談、絵本に漫画など、さまざまな分野で描かれてきた忠臣蔵だけに題材には事欠かない。数多あるジャンルの中から「絵本」「プラモデル」など、あまり注目されたことのないテーマにもスポットを当てて深掘りしていくという。
「各テーマをキーワードで検索して、たまたまチャンネルを訪れた人たちが忠臣蔵にも興味を持つきっかけになれば」ともりいさん。当面の目標は「第1シーズン全10本」と控えめだが、「いずれは全国津々浦々の忠臣蔵ゆかりの地を巡るロケシリーズも」と構想をふくらませ、チャンネル登録を呼び掛けている。
<前の記事 |
関連サイト:
ちゅうしんぐら文化ちゃんねる
掲載紙面(PDF):
2020年9月19日号(2386号) 1面 (11,884,866byte)
(PDFファイルを閲覧するにはこちらからAdobe Readerを入手してください。)
[ 文化・歴史 ]
型絵染の人間国宝、没後30年展 [ 文化・歴史 ] 2014年01月20日バイオリン教室、第13期生募集 鳥井の坂に伝統の音頭響く [ 文化・歴史 ] 2014年01月13日13日に伝統の「曳きとんど」 [ 文化・歴史 ] 2014年01月08日歴史フォーラム「官兵衛と西播磨」 縁起の良い図柄、赤穂緞通展 [ 文化・歴史 ] 2014年01月07日時代感じる「お正月の民具」展 [ 文化・歴史 ] 2014年01月06日「義士を描いた画家」長安雅山、没後50年 [ 文化・歴史 ] 2013年12月28日郷土色豊か、伝統凧50点 [ 文化・歴史 ] 2013年12月25日長野の「義士踊り」赤穂で奉納 [ 文化・歴史 ] 2013年12月15日赤穂民報・第20回習字紙上展の作品募集 長野「中関義士踊り」14日演舞 「潔いと評判」討ち入り翌日の書簡 [ 文化・歴史 ] 2013年12月12日「四十七士の歌」市民合唱団がCD化 [ 文化・歴史 ] 2013年12月12日赤穂浪士の人員配置図をネット公開 [ 文化・歴史 ] 2013年12月11日
コメントを書く