新春に弦楽の調べ ニューイヤーコンサート
2009年01月01日
「ヱイランドアンサンブル」の一員として故郷での「ニューイヤー・コンサート」に出演する村田恵子さん
「ヱイランド−」は若林氏を中心に内外で活躍するすぐれた演奏家が集まり、平成9年結成。常に斬新なアイデアに満ちあふれたコンサートは耳の肥えたファンからも高い評価を得ている。
これまでの主な活動場所は東京で、関西での公演は初めて。その記念すべき会場に、中学時代に若林氏からレッスンを受けた村田さんの出身地が選ばれた。
村田さんは4歳からバイオリンを始め、15歳でビオラに転向。第4回日本アンサンブルコンクールで最優秀演奏者賞に輝いた逸材で、現在は東京芸大大学院で腕を磨いている。
今開催はメンバー約25人が「ディベルティメント ニ長調」「モテット“アベ・ベルム・コルプス”」などモーツァルトの名曲を奏でる。「協奏交響曲 変ホ長調」では若林氏と村田さんがソロパートを共演。また、「ピアノ協奏曲第12番イ長調」では赤穂出身のピアニスト・小松原章子さんも出演する。
「尊敬する先生といっしょに演奏できるのは光栄」と村田さん。「弦楽合奏の楽しさを感じてもらえるようなステージになれば」と地元公演に向けて気持ちを高めている。
小ホールで午後1時半開場、同2時開演。入場料は1500円。問合せは同会館Tel43・5111。
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掲載紙面(PDF):
2009年1月1日(1830号) 1面 (7,870,229byte)
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