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連鶴で十二支シリーズ 6年かけ完成

 2021年01月03日 
十二支を一文字ずつ連鶴で表現した中岡文子さん
 一枚の紙に切れ込みを入れて複数連なる鶴を折った「連鶴」の作品展が東有年はりま台の喫茶店「ほっとたいむ」で1月5日(火)から始まる。
 姫路市白鳥台の中岡文子さん(73)が約50点を出品する。
 中岡さんは定年退職後の趣味として10年ほど前から連鶴製作を始め、「京連鶴」創作家の富田瑞穂氏に入門。相生市美術展では初出品した2018年から2年連続で入賞した。たつの、加古川など6か所で教室も開いている。
 方眼紙に製図した図面を基に友禅和紙に切り込みを入れ、指先と竹串を使って折り上げる。折鶴同士がちぎれてしまうと作品にならず、根気強く慎重に作業を進めるという。
 今回は十二支を表す漢字を一文字ずつ連鶴で表現したシリーズ作も展示。足かけ6年かけて作り上げた労作で、中岡さんは「難しい作品ほど作る楽しみがあり、出来上がったときの感動が大きい。作品を見て楽しんでもらえれば」と話している。
 1月27日(水)まで午前8時〜午後4時。10、17、18、24日は休み。TEL49・2992。
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掲載紙面(PDF):
2021年1月1日号・第1部(2398号) 4面 (6,788,350byte)
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