温かみと癒し「笑い文字」展
2022年04月09日
「笑い文字」で赤穂義士の名を書いた作品も展示しているますもとにこさん
「幸」「夢」など漢字一文字や「ありがとう」「笑う門には福来る」といった言葉を題材にした作品が並び、温かみや癒やしを感じる展示になっている。
出品者は三田市のますもとにこさん(45)=一般社団法人笑い文字普及協会認定上級講師=。ますもとさんは2018年に書店で笑い文字の本を見つけたのをきっかけに書き方を学ぶ講座を受講。筆ペンを使って紙に書くシンプルな筆文字でありながら、「見ていると自然に笑顔になれる」笑い文字の魅力にひかれたという。
ますもとさんにとって今回が初めての個展。2年前、作品をインスタグラムで見た祥吉のスタッフがメッセージを送ったことから交流が始まり、利用客にプレゼントするグリーティングカードの制作を引き受けるように。今回の作品展開催につながった。
「出会いに感謝」「縁」などを題材にした作品や浅野内匠頭と四十七士全員の名を1人ずつ書いた48枚を衝立に表装した大作「赤穂」など計26点を出品する(会期中に入れ替えあり)。ますもとさんは「ぬくもりを感じ、ほっこりと幸せな気持ちになってもられれば幸いです」と話している。
4月30日(土)まで1階ロビーで午前11時〜午後2時半。観覧無料。16日(土)と28日(木)は依頼者の氏名を笑い文字で書く「お名前書き」あり(午後1時〜2時半、1枚300円)。Tel090・6660・3974(ますもとさん)。
<前の記事 |
掲載紙面(PDF):
2022年4月9日号(2458号) 1面 (5,753,347byte)
(PDFファイルを閲覧するにはこちらからAdobe Readerを入手してください。)
考古学の視点で考える「秦氏」のルーツ 宮前桜でチャリティアート展 賛同作家募集 3日から「秦氏フェス」4日に記念講演 [ 文化・歴史 ] 2022年05月28日市美術協会展に力作43点 [ 文化・歴史 ] 2022年05月27日緞通に魅せられ 作家目指して移住 [ 文化・歴史 ] 2022年05月22日北野中の大川礼子さん 国展で斎木幸子賞 [ 文化・歴史 ] 2022年05月21日樫本大進と独の名門オケ共演 21日一般発売 電子雑誌閲覧サービス導入 市立図書館 人物などリアルに描写 色鉛筆画展 [ 文化・歴史 ] 2022年05月18日「赤穂の路地」テーマに写真展 [ 文化・歴史 ] 2022年05月16日キャンバスの会 ウインドギャラリー展 [ 文化・歴史 ] 2022年05月11日女性たちの絵画作品ロビー展 [ 文化・歴史 ] 2022年05月05日「伝統と新しいかたち」山陽百貨店で赤穂緞通展 [ 文化・歴史 ] 2022年04月29日清方、松園、夢二など「近代版画の女性像」展 [ 文化・歴史 ] 2022年04月25日カエルに象、ウサギ……レトロな看板人形の写真展 [ 文化・歴史 ] 2022年04月24日
コメントを書く