2022年第4回定例会一般質問の主なやり取り
2022年12月17日
赤穂市議会は8日と9日に一般質問を行い、8議員が市政を質した。主な質疑は次のとおり。登壇順。
【釣昭彦議員・新風】
▽赤穂シティマラソン
――年間で一番雨の確率が低い10月10日に実施しては。
牟礼正稔市長「10月では気温が高い。秋祭りの時期を避け、11月開催を決定しており、10月10日に交通規制を伴う大規模なマラソン大会を行うことは難しい」
――本市の財政状況を考えると、赤字になるような事業は終了すべき。経費削減を行い、「市民の夕べ」を再開する考えは。
市長「新型コロナ感染症の状況やマラソンブームの動向、市の財政状況を踏まえ判断していく必要はあるが、まずは大会実行委員会で検討をお願いしたい。『市民の夕べ』は主催者の『まちづくり振興協会』で終了を判断され、市が再開を求める考えはない」
▽学校統廃合
――複式学級を行わずに学校統廃合を推進すべき。
尾上慶昌教育長「県教委は複式学級を作らない方針で、義務教育標準法でも特別な場合を除いて同一学年で学級編成をすることとなっており、複式学級を編成することは考えていない。すでに有年、原、高雄、西部地区では学校運営協議会で議論を重ねて学校維持の結論に至っており、学校存続の要望書が出されている。現時点では地域や児童、生徒の保護者の認識はほとんどが統廃合反対の声が高まっている」
――有年小、原小、有年中を統合して小中一貫教育も可能では。
教育長「すでに教育研究所の小中連携部会を中心に9年間を見通した取り組みを進めている。小中一貫校として同じ校舎で学習する取り組みもあるが、小中両方の教員免許を有する教職員の不足、特別教室の増築、小中別の運動場の設置等莫大な経費負担が生じ、現行制度での実施は困難」
▽幼保一元化
――未就学児の少ない地域は幼保一元化を。
教育長「幼稚園での預かり保育や3歳児保育、保育所での子育て支援を実施して幼保一元化のメリットの多くを達成しており、現時点では考えていない」
【中谷行夫議員・赤諒会】
▽医療過誤
――訴訟の早期解決に向け和解を申し入れないのか。
寺谷進病院事業管理者「和解の意向に変わりはないが、訴訟継続中のため、答弁は差し控える」
――訴訟に院内事故調査委員会の議事録の証拠提出を拒否しているのはなぜか。
喜多晃病院事務局長「訴訟継続中のため、答弁は差し控える」
――患者家族が「市民病院医療過誤記録」としてブログを書いている。不信感をなくすためにどのように対応するのか。
病院事務局長「ブログをされているということは承知しているが、内容は承知していない。病院対応でよくない思いをさせてしまったことは心から申し訳ない。きちんとした対応をしていかないといけない」
▽市民病院のサービス向上
――スマートフォン診察呼び出しアプリ、フリーWi―Fiの導入を。
病院事業管理者「導入手法や費用体効果を慎重に研究していきたい」
▽福浦地区・鳴瀬川の整備
――改修工事の必要性は。
市長「鳴瀬川の整備は県が実施する。人家等が隣接しているなど優先順位の高い河川から順次整備を進めていると聞いている。引き続き整備を要望していきたい」
【家入時治議員・政翔会】
▽医療過誤
――病院は金額提示をして和解を申し入れたのか。
病院事業管理者「訴訟継続中のため、答弁は差し控える」
――病院に対し誠実な対応を指示すべき。
市長「弁護士を通じて訴訟しているので、弁護士の訴訟攻撃防御の方法もいろいろあるが、あくまでも一日も早く解決してほしい」
――院内で患者側への誹謗中傷があったのか調査してほしい。
病院事務局長「調査をするかどうか、この場で申し上げられない」
――医療安全管理指針が平成30年10月改定の状態で「改訂中」となっている。
病院事業管理者「慎重に検討を重ねているところ。医療安全意識は病院全体で一歩一歩着実に向上しており、医療安全の推進は機能している」
▽部活動の地域移行
――どのような体制で検討し、来年度からの移行計画は。
教育長「学校教育課の指導主事を事務局に協議会を今年度中に設置する予定。柔道やバレーボール、バスケットボール、陸上競技などで受け皿としての活動が始まっている。今後、受け皿となる団体や人物等を体育協会や文化協会等を通じて募集する。活動場所は公共施設、学校施設の開放を考えている。指導を希望する教職員に兼業兼職を承認し、休日の指導を可能にしたい。日本中体連は令和5年度から一定の条件を満たせばクラブチームの参加を認める方向を示している」
――情報開示を進めてほしい。
入潮賢和教育次長「分かっている方向のみでも少しでも早く知らせられるように取り組んでいきたい」
【前川弘文議員・公明党】
▽ホームヘルプサービス事業とホームケア事業
――事業を委託していたホームケアセンターは来年3月末で閉鎖する。同等のサービスを提供できる委託先の確保を。
市長「ホームヘルプサービス事業の利用者は現在1名であり、継続する予定はない。しかし、介護保険制度で対応できないサービスを利用したいというニーズは今後も見込まれ、健康福祉部で実施機関の確保に向け鋭意努力させる」
▽帯状疱疹ワクチン接種費の助成
――助成制度の創設を求める。
市長「国、県の動向等を注視し、調査研究していきたい」
▽地下道の修繕
――元沖町、元禄橋町と東浜町を結ぶ地下道の浸水、透水対策と手すり設置を。
市長「緊急性など考慮し、適時適切に対応していきたい。手すりの設置は関係自治会と協議の上、実施に向け検討したい」
▽幼稚園、小中学校の配膳室のエアコン設置
――夏場に汗だくになる環境を来夏までに改善すべき。
市長「園児、児童、生徒の安全安心な環境を確保するための営修繕等を優先しているため、現状では配膳室へのエアコン設置を優先することは難しい。それぞれの施設で工夫しながら作業環境の改善に努めたい」
【南條千鶴子議員・公明党】
▽妊娠・出産・育児支援
――出産・子育て応援交付金事業を活用し、さらなる支援の充実を進めるべき。
市長「国から示される交付要綱等に基づき、適切に対応していく」
――誰一人取り残さない妊娠出産、育児支援を丁寧に進めていくべき。
市長「引き続き、担当保健師が妊産婦、お子さんに寄り添う」
▽「赤ちゃんの駅」の設置
――授乳やおむつ替えができる「赤ちゃんの駅」を市庁舎に設置すべき。
市長「スペースの問題などで現状では困難だが、男性の育児参加が進む中、男女ともに利用しやすいサービスが必要で、既存スペースや施設の利活用をも含め、子育てしやすい環境整備に努めていきたい」
▽不登校対策
――「ふれあい教室」への人員配置、環境整備の拡充が必要。
教育長「学習室増設に向けた検討、ICT機器を利用した学習活動への取り組み、指導員増員の検討を重点項目として進めている」
――育成センターを午後も開設してほしいとの要望がある。
教育次長「個別に対応している。十分な対応を行うためにも指導員の増員を検討している」
▽学校トイレ
――総務省の防災減災対策債を活用し、洋式化と多目的トイレの設置促進を。
市長「大規模改造工事の際や支援の必要な児童生徒への対応などの際に設置していく」
【深町直也議員・無会派】
▽高齢者の補聴器購入助成
――市独自の助成事業を検討する考えは。
市長「対象者の範囲が相当広くなると見込まれ、公的負担が適切かどうかの課題もある。県や国における補助制度の創設など検討状況を注視していきたい」
▽福浦採石場
――緑化に向けた採石跡の埋め戻しが実行されていない。事業認可期間が3度延長されたが、事業内容の変更に当たらないのか。
市長「安全な建設残土による早急な埋め戻し計画の実施を県に意見している。認可権者の県からは、事業認可期間の延長は事業内容の変更に当たらないと聞いている」
▽キャッシュレスポイント還元事業
――キャッシュレス決済を導入していない事業者や、利用していない生活者は支援を受けられない。
明石一成産業振興部長「1月12日までに登録すれば2月1日から利用できる。市民への利用方法の説明も丁寧に対応したい」
【井田佐登司議員・政翔会】
▽交通事故対策
――自転車歩行者道で並進する自転車と歩行者の接触事故が起きている。
大黒武憲危機管理監「自転車歩行者道での並進は道路交通法違反となる。市としては街頭キャンペーンを通じて啓発に努めている」
▽御崎地区の駐車場
――御崎観光駐車場の土日祝有料化で他の駐車場との分散を図ることでパークアンドウォークにつながる。
市長「有料化を含め、観光ガイドブックでの情報発信など他の駐車場利用を促す方策を検討する」
【瓢敏雄議員・新風】
▽入札・契約制度
――加里屋中継ポンプ場機械設備整備工事の入札で予定価格、最低制限価格は正しかったのか。
市長「契約事務処理要領に基づき執行しており、適正に行った」
▽職員定年の段階的引き上げ
――給与が定年時の7割というのは若手職員、民間と比べて高給で公務員優遇では。
市長「民間企業対象の調査結果を踏まえ、再雇用の従業員を含む正社員全体の給与水準を広く参考にして設定されたもので、公務員を優遇した措置ではない」
▽新学校給食センター整備
――市道赤穂浜市線と浜市西の山線の交差点に右折レーンは設置できないか。
市長「浜市西の山線の拡幅で円滑な右折が可能となり、今のところ右折レーンの設置は考えていない」
――浜市第2踏切と踏切南東側の交差点を拡幅できないか。
市長「踏切については、塩屋野中線などの道路整備で地域の交通状況がどのように変化するか見ていく必要がある。南東側交差点は区画整理事業で公安委員会との協議に基づき整備を完了しており、現時点で改良の予定はない」
――事業者審査選定委員会のメンバーに女性が登用されていない。
市長「男女の区別なく適任者8人を選定した。増員する考えはない」
* * *
【おことわり】
荒木友貴議員(千種)、安田哲議員(千種)も質問を予定していましたが、所用で本会議を欠席したため、質問は行われませんでした。
掲載紙面(PDF):
2022年12月17日号(2488号) 3面 (5,717,223byte)
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【釣昭彦議員・新風】
▽赤穂シティマラソン
――年間で一番雨の確率が低い10月10日に実施しては。
牟礼正稔市長「10月では気温が高い。秋祭りの時期を避け、11月開催を決定しており、10月10日に交通規制を伴う大規模なマラソン大会を行うことは難しい」
――本市の財政状況を考えると、赤字になるような事業は終了すべき。経費削減を行い、「市民の夕べ」を再開する考えは。
市長「新型コロナ感染症の状況やマラソンブームの動向、市の財政状況を踏まえ判断していく必要はあるが、まずは大会実行委員会で検討をお願いしたい。『市民の夕べ』は主催者の『まちづくり振興協会』で終了を判断され、市が再開を求める考えはない」
▽学校統廃合
――複式学級を行わずに学校統廃合を推進すべき。
尾上慶昌教育長「県教委は複式学級を作らない方針で、義務教育標準法でも特別な場合を除いて同一学年で学級編成をすることとなっており、複式学級を編成することは考えていない。すでに有年、原、高雄、西部地区では学校運営協議会で議論を重ねて学校維持の結論に至っており、学校存続の要望書が出されている。現時点では地域や児童、生徒の保護者の認識はほとんどが統廃合反対の声が高まっている」
――有年小、原小、有年中を統合して小中一貫教育も可能では。
教育長「すでに教育研究所の小中連携部会を中心に9年間を見通した取り組みを進めている。小中一貫校として同じ校舎で学習する取り組みもあるが、小中両方の教員免許を有する教職員の不足、特別教室の増築、小中別の運動場の設置等莫大な経費負担が生じ、現行制度での実施は困難」
▽幼保一元化
――未就学児の少ない地域は幼保一元化を。
教育長「幼稚園での預かり保育や3歳児保育、保育所での子育て支援を実施して幼保一元化のメリットの多くを達成しており、現時点では考えていない」
【中谷行夫議員・赤諒会】
▽医療過誤
――訴訟の早期解決に向け和解を申し入れないのか。
寺谷進病院事業管理者「和解の意向に変わりはないが、訴訟継続中のため、答弁は差し控える」
――訴訟に院内事故調査委員会の議事録の証拠提出を拒否しているのはなぜか。
喜多晃病院事務局長「訴訟継続中のため、答弁は差し控える」
――患者家族が「市民病院医療過誤記録」としてブログを書いている。不信感をなくすためにどのように対応するのか。
病院事務局長「ブログをされているということは承知しているが、内容は承知していない。病院対応でよくない思いをさせてしまったことは心から申し訳ない。きちんとした対応をしていかないといけない」
▽市民病院のサービス向上
――スマートフォン診察呼び出しアプリ、フリーWi―Fiの導入を。
病院事業管理者「導入手法や費用体効果を慎重に研究していきたい」
▽福浦地区・鳴瀬川の整備
――改修工事の必要性は。
市長「鳴瀬川の整備は県が実施する。人家等が隣接しているなど優先順位の高い河川から順次整備を進めていると聞いている。引き続き整備を要望していきたい」
【家入時治議員・政翔会】
▽医療過誤
――病院は金額提示をして和解を申し入れたのか。
病院事業管理者「訴訟継続中のため、答弁は差し控える」
――病院に対し誠実な対応を指示すべき。
市長「弁護士を通じて訴訟しているので、弁護士の訴訟攻撃防御の方法もいろいろあるが、あくまでも一日も早く解決してほしい」
――院内で患者側への誹謗中傷があったのか調査してほしい。
病院事務局長「調査をするかどうか、この場で申し上げられない」
――医療安全管理指針が平成30年10月改定の状態で「改訂中」となっている。
病院事業管理者「慎重に検討を重ねているところ。医療安全意識は病院全体で一歩一歩着実に向上しており、医療安全の推進は機能している」
▽部活動の地域移行
――どのような体制で検討し、来年度からの移行計画は。
教育長「学校教育課の指導主事を事務局に協議会を今年度中に設置する予定。柔道やバレーボール、バスケットボール、陸上競技などで受け皿としての活動が始まっている。今後、受け皿となる団体や人物等を体育協会や文化協会等を通じて募集する。活動場所は公共施設、学校施設の開放を考えている。指導を希望する教職員に兼業兼職を承認し、休日の指導を可能にしたい。日本中体連は令和5年度から一定の条件を満たせばクラブチームの参加を認める方向を示している」
――情報開示を進めてほしい。
入潮賢和教育次長「分かっている方向のみでも少しでも早く知らせられるように取り組んでいきたい」
【前川弘文議員・公明党】
▽ホームヘルプサービス事業とホームケア事業
――事業を委託していたホームケアセンターは来年3月末で閉鎖する。同等のサービスを提供できる委託先の確保を。
市長「ホームヘルプサービス事業の利用者は現在1名であり、継続する予定はない。しかし、介護保険制度で対応できないサービスを利用したいというニーズは今後も見込まれ、健康福祉部で実施機関の確保に向け鋭意努力させる」
▽帯状疱疹ワクチン接種費の助成
――助成制度の創設を求める。
市長「国、県の動向等を注視し、調査研究していきたい」
▽地下道の修繕
――元沖町、元禄橋町と東浜町を結ぶ地下道の浸水、透水対策と手すり設置を。
市長「緊急性など考慮し、適時適切に対応していきたい。手すりの設置は関係自治会と協議の上、実施に向け検討したい」
▽幼稚園、小中学校の配膳室のエアコン設置
――夏場に汗だくになる環境を来夏までに改善すべき。
市長「園児、児童、生徒の安全安心な環境を確保するための営修繕等を優先しているため、現状では配膳室へのエアコン設置を優先することは難しい。それぞれの施設で工夫しながら作業環境の改善に努めたい」
【南條千鶴子議員・公明党】
▽妊娠・出産・育児支援
――出産・子育て応援交付金事業を活用し、さらなる支援の充実を進めるべき。
市長「国から示される交付要綱等に基づき、適切に対応していく」
――誰一人取り残さない妊娠出産、育児支援を丁寧に進めていくべき。
市長「引き続き、担当保健師が妊産婦、お子さんに寄り添う」
▽「赤ちゃんの駅」の設置
――授乳やおむつ替えができる「赤ちゃんの駅」を市庁舎に設置すべき。
市長「スペースの問題などで現状では困難だが、男性の育児参加が進む中、男女ともに利用しやすいサービスが必要で、既存スペースや施設の利活用をも含め、子育てしやすい環境整備に努めていきたい」
▽不登校対策
――「ふれあい教室」への人員配置、環境整備の拡充が必要。
教育長「学習室増設に向けた検討、ICT機器を利用した学習活動への取り組み、指導員増員の検討を重点項目として進めている」
――育成センターを午後も開設してほしいとの要望がある。
教育次長「個別に対応している。十分な対応を行うためにも指導員の増員を検討している」
▽学校トイレ
――総務省の防災減災対策債を活用し、洋式化と多目的トイレの設置促進を。
市長「大規模改造工事の際や支援の必要な児童生徒への対応などの際に設置していく」
【深町直也議員・無会派】
▽高齢者の補聴器購入助成
――市独自の助成事業を検討する考えは。
市長「対象者の範囲が相当広くなると見込まれ、公的負担が適切かどうかの課題もある。県や国における補助制度の創設など検討状況を注視していきたい」
▽福浦採石場
――緑化に向けた採石跡の埋め戻しが実行されていない。事業認可期間が3度延長されたが、事業内容の変更に当たらないのか。
市長「安全な建設残土による早急な埋め戻し計画の実施を県に意見している。認可権者の県からは、事業認可期間の延長は事業内容の変更に当たらないと聞いている」
▽キャッシュレスポイント還元事業
――キャッシュレス決済を導入していない事業者や、利用していない生活者は支援を受けられない。
明石一成産業振興部長「1月12日までに登録すれば2月1日から利用できる。市民への利用方法の説明も丁寧に対応したい」
【井田佐登司議員・政翔会】
▽交通事故対策
――自転車歩行者道で並進する自転車と歩行者の接触事故が起きている。
大黒武憲危機管理監「自転車歩行者道での並進は道路交通法違反となる。市としては街頭キャンペーンを通じて啓発に努めている」
▽御崎地区の駐車場
――御崎観光駐車場の土日祝有料化で他の駐車場との分散を図ることでパークアンドウォークにつながる。
市長「有料化を含め、観光ガイドブックでの情報発信など他の駐車場利用を促す方策を検討する」
【瓢敏雄議員・新風】
▽入札・契約制度
――加里屋中継ポンプ場機械設備整備工事の入札で予定価格、最低制限価格は正しかったのか。
市長「契約事務処理要領に基づき執行しており、適正に行った」
▽職員定年の段階的引き上げ
――給与が定年時の7割というのは若手職員、民間と比べて高給で公務員優遇では。
市長「民間企業対象の調査結果を踏まえ、再雇用の従業員を含む正社員全体の給与水準を広く参考にして設定されたもので、公務員を優遇した措置ではない」
▽新学校給食センター整備
――市道赤穂浜市線と浜市西の山線の交差点に右折レーンは設置できないか。
市長「浜市西の山線の拡幅で円滑な右折が可能となり、今のところ右折レーンの設置は考えていない」
――浜市第2踏切と踏切南東側の交差点を拡幅できないか。
市長「踏切については、塩屋野中線などの道路整備で地域の交通状況がどのように変化するか見ていく必要がある。南東側交差点は区画整理事業で公安委員会との協議に基づき整備を完了しており、現時点で改良の予定はない」
――事業者審査選定委員会のメンバーに女性が登用されていない。
市長「男女の区別なく適任者8人を選定した。増員する考えはない」
* * *
【おことわり】
荒木友貴議員(千種)、安田哲議員(千種)も質問を予定していましたが、所用で本会議を欠席したため、質問は行われませんでした。
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2022年12月17日号(2488号) 3面 (5,717,223byte)
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