塩竈神社など日本遺産文化財に説明板
2023年01月22日
日本遺産「『日本第一』の塩を産したまち 播州赤穂」の構成文化財が多く残る尾崎地区で、塩の神様をまつる塩竈神社など3か所に歴史や由緒を示す説明板が22日設置された。
「塩土老翁神(しおつちのをぢのかみ)」をまつる同神社は、かつて東浜塩田内にあり、1917年(大正6)に現在の場所に移築された。説明板はステンレス製の縦45センチ、横60センチ。スマートフォンでQRコードを読み取れば、市が作成した音声ガイドを聴くことができる。
説明板は、まちづくり団体「尾崎のまちを考える会」(浜野好正会長)が地域の歴史を次世代に伝えようと、市の助成金を活用して2014年度から地元の史跡や名所に整備を進め、これまで10か所に設置。今年度は、塩田への海水導入や塩を運ぶ上荷舟が往来した水路の痕跡「東浜塩田の水尾跡」、赤穂銘菓「塩味饅頭」のルーツとなった「汐見まん志う」が嘉永6年(1853)に売り出された地として赤穂八幡宮前にも取り付けた。
設置作業は会員と市職員のボランティアで行われた。今後も説明板の設置を進め、「大人も子どもも尾崎の歴史に親しんでほしい」と説明板のあるスポットを巡る街歩きルートも検討しているという。
掲載紙面(PDF):
2023年1月28日号(2493号) 4面 (10,074,557byte)
(PDFファイルを閲覧するにはこちらからAdobe Readerを入手してください。)
塩竃神社に設置された説明板と「尾崎のまちを考える会」のみなさん
「塩土老翁神(しおつちのをぢのかみ)」をまつる同神社は、かつて東浜塩田内にあり、1917年(大正6)に現在の場所に移築された。説明板はステンレス製の縦45センチ、横60センチ。スマートフォンでQRコードを読み取れば、市が作成した音声ガイドを聴くことができる。
説明板は、まちづくり団体「尾崎のまちを考える会」(浜野好正会長)が地域の歴史を次世代に伝えようと、市の助成金を活用して2014年度から地元の史跡や名所に整備を進め、これまで10か所に設置。今年度は、塩田への海水導入や塩を運ぶ上荷舟が往来した水路の痕跡「東浜塩田の水尾跡」、赤穂銘菓「塩味饅頭」のルーツとなった「汐見まん志う」が嘉永6年(1853)に売り出された地として赤穂八幡宮前にも取り付けた。
設置作業は会員と市職員のボランティアで行われた。今後も説明板の設置を進め、「大人も子どもも尾崎の歴史に親しんでほしい」と説明板のあるスポットを巡る街歩きルートも検討しているという。
<前の記事 |
掲載紙面(PDF):
2023年1月28日号(2493号) 4面 (10,074,557byte)
(PDFファイルを閲覧するにはこちらからAdobe Readerを入手してください。)
第36回赤穂民報習字紙上展の入賞者 高齢者大学のエッセイ同人誌50号に [ 文化・歴史 ] 2022年02月16日「昭和まで塩田残ったのは奇跡」日本遺産講演会 [ 文化・歴史 ] 2022年02月13日長寿の心得や人生訓を書に 95歳作品展 [ 文化・歴史 ] 2022年02月11日歩いて見つけた希少植物冊子に [ 文化・歴史 ] 2022年01月29日播磨の前方後円墳一堂に「古墳からみた王の時代」 [ 文化・歴史 ] 2022年01月28日「生活に美術を」鳥井廣夫さん個展 [ 文化・歴史 ] 2022年01月12日2月に赤穂で忠臣蔵浮世絵シンポ 「日本最後の仇討ち」室津で企画展 [ 文化・歴史 ] 2021年12月21日市音楽協会 26日にクリスマス演奏会 高校生四十七士が勝ちどき 赤穂義士祭 ル・ポン特別公演 オンラインでも臨場感 [ 文化・歴史 ] 2021年12月14日大晦日に赤穂市民能「高砂」 歩いてほのぼの写真展 プラット赤穂で14日まで [ 文化・歴史 ] 2021年12月09日伝統芸能とヒップホップ融合「傘ダンス」
コメントを書く