元赤穂書道会長の故新家一夫さん回顧展
2024年06月03日
元赤穂書道会長で5年前に亡くなった故新家一夫さんの回顧展が3日から坂越のギャラリー喫茶「さこし高瀬舟」で始まった。
新家さんは建具師として勤務するかたわら30代の頃から書家として活動。前衛的な書風で多くの公募展で実績を残し、毎日書道展では会友になった。2019年1月17日に91歳で死去した。
今展では遺作の中から額装、パネルなど9点を展示。黒地に金の文字を書した作品をはじめ、生前に出展したことのなかった掛軸や晩年期に挑戦したかなの書もあり、卒寿を迎えても衰えることのなかった故人の創作意欲が感じられる。
趣味の写真も6点並ぶ。孫の陽平さん(16)と一緒に展示準備した長女の恵美子さん=北野中=は「書が好きで何歳になっても新しいことにチャレンジする父でした。作品を見ながら父の思い出を懐かしんでもらえれば」と話している。
6月27日(木)まで午前10時〜午後4時(金土日は休み)。Tel48・7122。
掲載紙面(PDF):
2024年6月8日号(2555号) 2面 (5,585,538byte)
(PDFファイルを閲覧するにはこちらからAdobe Readerを入手してください。)
「さこし高瀬舟」で開催中の新家一夫回顧展
新家さんは建具師として勤務するかたわら30代の頃から書家として活動。前衛的な書風で多くの公募展で実績を残し、毎日書道展では会友になった。2019年1月17日に91歳で死去した。
今展では遺作の中から額装、パネルなど9点を展示。黒地に金の文字を書した作品をはじめ、生前に出展したことのなかった掛軸や晩年期に挑戦したかなの書もあり、卒寿を迎えても衰えることのなかった故人の創作意欲が感じられる。
趣味の写真も6点並ぶ。孫の陽平さん(16)と一緒に展示準備した長女の恵美子さん=北野中=は「書が好きで何歳になっても新しいことにチャレンジする父でした。作品を見ながら父の思い出を懐かしんでもらえれば」と話している。
6月27日(木)まで午前10時〜午後4時(金土日は休み)。Tel48・7122。
<前の記事 |
掲載紙面(PDF):
2024年6月8日号(2555号) 2面 (5,585,538byte)
(PDFファイルを閲覧するにはこちらからAdobe Readerを入手してください。)
貴重な鉄道写真を地元に寄贈へ [ 文化・歴史 ] 2020年11月10日力作ぞろい15作品 絵マップ公募展 表情さまざま「赤穂富士」水彩画展 [ 文化・歴史 ] 2020年11月07日「秋」テーマにフラワーアレンジ [ 文化・歴史 ] 2020年11月06日神田の収穫米を脱穀 園児らも手伝い 第59回赤穂市民文化祭 俳句・短歌入賞者 [ 文化・歴史 ] 2020年11月01日討ち入りへの経緯克明 義士自筆の覚書 [ 文化・歴史 ] 2020年10月31日創作人形で「懐かしい昭和」渡部美智子展 [ 文化・歴史 ] 2020年10月30日2020年度文化・スポーツ賞 受賞者決定 能楽の祖ゆかりの大避神社で奉納上演 [ 文化・歴史 ] 2020年10月27日日展 書の部門で赤穂から2人入選 [ 文化・歴史 ] 2020年10月27日絵葉書で回顧 明治〜戦前の赤穂 [ 文化・歴史 ] 2020年10月26日クイズと講話で地元の歴史に興味 大正初期の八幡宮祭礼 絵葉書が現存 [ 文化・歴史 ] 2020年10月24日旧東洋紡赤穂工場の写真を冊子に [ 文化・歴史 ] 2020年10月10日
コメントを書く