港町・坂越の歴史紹介
2010年09月03日
旧坂越浦会所で開催中の企画展「港町・坂越」
坂越は西暦600年代の「東大寺文書」に地名が登場。瀬戸内の寄港地として栄えた面影を残す町並みが近年、観光スポットとして注目されている。歴史について詳しく知りたいという観光客の要望もあり、市教委が企画展を開いた。
「中近世の港町としての坂越」をメーンテーマに「播州赤穂郡志」など各種史料から関連箇所を抜粋したパネルを展示。地域の中心的役割を果たした旧坂越浦会所、渡来人・秦氏とゆかりの深い大避神社にスポットを当てた。2階では地区内にある名所旧跡の写真約15点を展示している。
パネルの文章は赤穂市の文化財キャラクター「うにゅ」が話し言葉で説明する形態。市教委は「あまり歴史に興味のない観光客にも関心を持ってもらえれば」と話している。
10月4日(月)まで午前10時〜午後4時。火曜休館。Tel48・7755。
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掲載紙面(PDF):
2010年9月4日(1910号) 4面 (10,110,203byte)
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