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現役医師が書いた“入院指南書”

 2010年11月13日 
初めての著書「入院こそチャンス!」を出版した木村謙介さん
 赤穂出身の慶応大学医学部医師、木村謙介さん(43)=東京都渋谷区=が初めての著書「入院こそチャンス! 人生は病床で好転する」を文芸社からこのほど上梓。暗さがつきまとう『入院』への視点を180度反転させたユニークな一冊が話題を呼んでいる。
 一言で表すなら、“入院指南書”。入院を「病気を知り、人生を見つめ直すための貴重な時間」ととらえるプラス思考をベースに、検査や手術に感じる不安を克服するための心構え、考え方をつづっている。
 高校まで赤穂で暮らし、北海道大医学部で学んだ。国立療養所(現国立病院機構)、栃木県済生会宇都宮病院などで循環器内科医師としての研さんを積み、3年前に医学博士号を取得。数多くの臨床経験の中で、患者の心の持ちようが病気の治癒に大きな影響を与える機会に何度も遭遇した。科学万能主義に偏りがちな医学界に一石を投じたいと12年ほど前から少しずつ原稿を書きためたという。
 「悲観的な発想をしがちなあなたへ」「責任ある立場のあなたへ」など患者の置かれている立場や境遇も想定した文章が読者の共感を呼び、今月15日の発売から1週間で増刷が決定。木村さんは「患者さんの気持ちが不安や心配から希望へと変わる手助けになれば。医療に関わる人たちにも読んでほしい」と話している。
 四六並判140ページ。本体1100円+税。市内の主な書店で販売、予約を受け付けている。
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掲載紙面(PDF):
2010年11月13日(1919号) (8,323,291byte)
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コメント

きむきむ、より一層パワフルですね。これからも志を高く、精進して下さい。応援してます。

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投稿:きむきむファン 2012年05月01日

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