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「義士あんどん」がお披露目

 2011年12月02日 
完成した観光モニュメント「義士あんどん」
 からくり人形が忠臣蔵の物語を再現する観光モニュメント「義士あんどん」の除幕式が2日、加里屋の「いきつぎ広場」であり、関係者、市民など約180人が祝った。
 モニュメントは赤穂市制60周年記念事業として制作し、濃茶と白を基調とした行灯型で高さ約4メートル。午前9時から午後8時の毎正時に約3分間、からくり時計が作動する。
 式典は午前10時45分から始まり、豆田正明市長は「地域のシンボルとして愛され、にぎわいづくりに寄与することを願っています」とあいさつ。赤穂保育所の園児らと一緒に紅白のロープを引いた。この日が“初仕事”となった観光マスコット「陣たくん」も登場し、愛きょうを振りまいた。
 ほどなく正時となり、陣太鼓の音とともにナレーションがスタート。中央部の扉が開いて「松の廊下」「はやかご」など忠臣蔵名場面が展開された。采配を持った大石内蔵助の人形が勝ちどきを上げると、出席者も「エイエイオー」と唱和した。
 加里屋の女性(67)は「“義士のまち”という雰囲気があり、観光客にも喜ばれるのでは」と話していた。
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