「第二の五輪選手を」銀メダリストが講演
2012年07月21日
母校の子どもたちに銀メダルを披露する藤本達夫さん
藤本さんはローマ、東京と2大会連続で五輪出場。20歳のときのローマで800メートルリレーのアンカーとして銀メダルを獲得した。同湾に浮かぶ生島まで泳いで往復する同校伝統の海洋訓練を翌日に控え、児童を励ましてもらおうと学校が講師を依頼した。
実家が坂越湾のすぐ目の前で、「毎日泳いで育った」という藤本さん。中学時代にたまたま泳ぎを見た水泳関係者に素質を見出され、競泳選手としての道を選んだという。
「環境と良き指導者に恵まれた。運もよかった」と藤本さん。夢や希望を持つことの大切さを強調し、児童と一緒に聴講した保護者へ向け、「子どもたちにはいろんな可能性がある。いいところを見つけて伸ばしてあげて」と話した。
会場には本物の銀メダル、五輪の入場行進で着たブレザーも展示。藤本さんにメダルを首にかけてもらった6年の釜増健(かまます・たける)君(12)は「50年以上も経っているのに、光ってきれい。遠泳もしっかり泳ぎ切りたい」と感激していた。
<前の記事 |
掲載紙面(PDF):
2012年7月28日(2000号) 3面 (7,112,547byte)
(PDFファイルを閲覧するにはこちらからAdobe Readerを入手してください。)
古代ロマン感じた出前授業 実業団選手招き軟式テニス教室 市長旗争奪少年野球が開幕 希望ふくらませて入学式 [ 子供 ] 2015年04月07日澄んだ音色は頑張った証 ランドセルカバー寄贈、今年は透明 バイオリン教室が練習成果を発表 改修完了「難破船」で海賊気分 茶臼山に市木と市花を植樹 速さ磨いて空手道の全中選抜へ アマモ場再生へ一人1株 個性さまざま、ネーム書道展 [ 子供 ] 2015年03月09日赤穂市少女バレー第37回送別大会 ふるさとの川で卒業記念清掃 「命の温もり」にタッチ、思いやり教育 [ 子供 ] 2015年03月01日
コメントを書く