作り手偲んだ篠笛コンサート
2013年06月05日
故安本雄美さん制作の「播州雄美笛」を奏でた演奏会
「播州雄美笛」は生前に笛作りの名人だった西有年の故安本雄美(本名・信雄)さんが手作りした横笛。昨年5月の命日から1年が経ち、親交の深かった姫路市鍵町の篠笛奏者、城山如水さんが追悼の思いを込め、安本さんが暮らした地を会場に選んだ。
城山さんは副講師の玉田麗水さん、赤穂市内で指導する教室の生徒6人と「夏は来ぬ〜浜辺の歌」「少年義士音頭」など約20曲を披露。オリジナル曲「風の音〜有年」では、安本さんが手掛けた遺作の笛でやさしい音を響かせ、のどかな緑が広がる自然豊かな風土を情感たっぷりに独奏した。
「赤穂で生まれた笛の演奏を地元の方に聴いてもらえたのがうれしい」と城山さん。「来年以降も雄美笛を絶やしたくない」と来年以降も安本さんの命日に近い日にコンサートを開くつもりにしている。
<前の記事 |
伝統の婚礼再現「坂越の嫁入り」 [ 文化・歴史 ] 2023年11月05日「映画会社やテレビ局はなぜ『忠臣蔵』を作らなくなったのか」春日太一氏講演 第62回赤穂市民文化祭 短歌・俳句入賞作 [ 文化・歴史 ] 2023年11月03日管楽合奏コン全国大会へ赤穂西中吹奏楽部 夏の雪辱果たす [ 文化・歴史 ] 2023年10月30日塩屋荒神社で秋祭り 東西の大屋台が勇壮に練り [ 文化・歴史 ] 2023年10月22日絵マップコンクール「ありがとう作品展示会」 幻の「藤緞通」復元 糸作りから自ら 丹後・上世屋で技術学ぶ [ 文化・歴史 ] 2023年10月21日「2023赤穂市美術展」が開幕 絵画、書など268点 [ 文化・歴史 ] 2023年10月19日2023年度文化・スポーツ賞 受賞者決定=赤穂市 頭人行列に獅子舞 尾崎・赤穂八幡宮「神幸式」 [ 文化・歴史 ] 2023年10月15日獅子舞存続 児童らが議論「未来に残すべき」 平田オリザ氏講演 先着300人募集 地域連携フォーラム 「坂越の船祭」男衆ら活気 4年ぶり獅子舞も [ 文化・歴史 ] 2023年10月08日子どもの笑顔でほっこり 福浦の山脇五都子さん水彩画展 [ 文化・歴史 ] 2023年10月08日「工房マップ作って」伝統工芸作家ら42人が要望 [ 文化・歴史 ] 2023年10月07日
コメントを書く