学生目線で赤穂のガイドブック
2013年07月31日
「赤穂ガイドブック」を企画編集した佐久間じゅんさん(右)と藤田紗綾さん
企画・デザインから取材まで学生目線で制作した一冊は「おしゃれで読みやすい」と好評。1万5000部を印刷し、オープンキャンパスや学校説明会で受験生、保護者に配るほか、赤穂市の観光キャンペーンにも活用される。
冊子を編集したのは、今春発足した学生広報サークル「with」のメンバーで社会福祉学部3回生の佐久間じゅんさん(21)と藤田紗綾さん(20)。大学広報課からの依頼で制作を引き受けた。
お気に入りのスイーツ店や泊まってみたい旅館などを「自分たちの目線で」ピックアップ。取材OKの返事があった先を一軒ずつ訪問した。商品や建物の写真は構図や角度を変えて何枚も撮影。市販の情報誌を参考にレイアウトや書体にも細かくこだわった。
出来上がった冊子は約20センチの正方形で表紙を含めてオールカラー16ページ。「みる」「たべる」「あそぶ」といった5つのカテゴリーで合計22の店舗や名所を盛り込んだ。出来上がった冊子を取材先に届けると、「とてもよい仕上がり」「きれいに紹介してくれてありがとう」などと喜ばれ、早くも増刷を希望する声も。功績が顕著な学生に贈られる学長表彰「地域貢献賞」も受賞した。
デザインに苦労したことや締め切りに追われたプレッシャーはあったが、「取材も編集もとても楽しかった」と振り返る2人。「赤穂はおいしいお店や出掛けたくなるスポットがいっぱい。第2弾を任せてもらえるならカフェや和食も紹介したい」と話していた。
<前の記事 |
掲載紙面(PDF):
2013年8月3日(2048号) 4面 (9,461,533byte)
(PDFファイルを閲覧するにはこちらからAdobe Readerを入手してください。)
[ 社会 ]
県技能顕功賞 赤穂から2人受賞 [ 社会 ] 2019年11月28日「買い物弱者」に救い 移動スーパー開業へ 75歳以上の急発進抑制装置 市が上乗せ補助へ 「産廃処分場は『環境犯罪』SNSで発信を」 [ 社会 ] 2019年11月17日事故を『しない』、お先に『どう』ぞ [ 社会 ] 2019年11月15日浄専寺で報恩講落語会 [ 社会 ] 2019年11月11日《市公共工事贈収賄》検討委が初会合 中村文代さんに兵庫県社会賞 消費者活動で功績 [ 社会 ] 2019年11月06日「産廃反対市民の会」5周年記念講演会 世代問わず意見交流「教学サロン」 市民が考えた「2030年の赤穂」 [ 社会 ] 2019年10月30日「安心実現へ行動」大会宣言採択 [ 社会 ] 2019年10月28日《市公共工事贈収賄》個別聞き取り 全職員へ対象拡大 腹痛や吐き気 塩屋小で学級閉鎖 行政情報発信にLINE活用 [ 社会 ] 2019年10月21日
コメント
0 0
投稿:内海 2013年07月31日コメントを書く