型絵染の人間国宝、没後30年展
2014年01月20日
素朴な風合いの型絵染作品が並ぶ収蔵品展
芹沢★介(1895−1984)は静岡市生まれの染色工芸家。柳宗悦の著書『工芸の道』を読んで民芸運動に参画し、自ら創始した「型絵染」技法により昭和31年に重要無形文化財保持者(人間国宝)に認定された。
本展では、同氏が好んで制作した「いろは」「春夏秋冬」といった装飾文字をはじめ、小間絵、装丁など39点を展示している。沖縄の紅型を基礎にした型染「どんきほうて」は連作12点のうち10点が揃い貴重。佐野館主は「素朴で簡潔な表現を味わってもらえれば」と話している。
2月28日(金)まで午前10時〜午後4時。水曜休館。入館料200円(小学生以下無料)。TEL090・3496・4282。(★は金に圭)
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掲載紙面(PDF):
2014年2月8日(2074号) 3面 (9,191,425byte)
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