仮名手本忠臣蔵、和紙行灯で人物表現
2014年12月05日
仮名手本忠臣蔵の登場人物をイメージした和紙行灯の作品展「忠臣蔵の灯り」が加里屋の赤穂市立民俗資料館(前田元秀館長)で4日から始まった。まるでステンドグラスのように色彩鮮やかで、幻想的な趣きがある。
ヒノキとカズラの枝を組み立て、内側から色とりどりの和紙を貼った作品。市史編さん室長として赤穂市史『忠臣蔵』の編集にかかわった元市職員の矢野圭吾さん(67)=中浜町=が大序から六段目までをモチーフにした昨年の作品展に続き、七段目以降をテーマに大小47点を手作りした。
一点ずつ登場人物を作品名とし、「大星由良之助」は太い枝に紫の和紙を組み合わせて重厚感や渋さを表現。「お軽」は丸みのある枝を使って女性らしさを表すなど、役柄と人物像を彷彿とさせる仕上がりとなっている。
矢野さんは「仮名手本忠臣蔵の芝居を見たことのない人にもストーリーのおもしろさや魅力を感じてもらえれば」と話している。
12月16日(火)まで午前9時〜午後5時(入館は4時半まで)。水曜休館。6日(土)午後2時から制作実演、7日(日)と13日(土)は午後1時から矢野さんの作品説明がある。
また、加古川市平岡町の西村寿雄さん(73)が型彫り技法を応用して討ち入り姿の四十七士をモノトーンで描いた「赤穂義士の勇姿」展(約60点)も併催している。
入館料100円(小・中学生50円)。Tel42・1361。
掲載紙面(PDF):
2014年12月6日(2114号) 3面 (12,898,325byte)
(PDFファイルを閲覧するにはこちらからAdobe Readerを入手してください。)
ヒノキとカズラの枝を組み立て、内側から色とりどりの和紙を貼った作品。市史編さん室長として赤穂市史『忠臣蔵』の編集にかかわった元市職員の矢野圭吾さん(67)=中浜町=が大序から六段目までをモチーフにした昨年の作品展に続き、七段目以降をテーマに大小47点を手作りした。
一点ずつ登場人物を作品名とし、「大星由良之助」は太い枝に紫の和紙を組み合わせて重厚感や渋さを表現。「お軽」は丸みのある枝を使って女性らしさを表すなど、役柄と人物像を彷彿とさせる仕上がりとなっている。
矢野さんは「仮名手本忠臣蔵の芝居を見たことのない人にもストーリーのおもしろさや魅力を感じてもらえれば」と話している。
12月16日(火)まで午前9時〜午後5時(入館は4時半まで)。水曜休館。6日(土)午後2時から制作実演、7日(日)と13日(土)は午後1時から矢野さんの作品説明がある。
また、加古川市平岡町の西村寿雄さん(73)が型彫り技法を応用して討ち入り姿の四十七士をモノトーンで描いた「赤穂義士の勇姿」展(約60点)も併催している。
入館料100円(小・中学生50円)。Tel42・1361。
<前の記事 |
掲載紙面(PDF):
2014年12月6日(2114号) 3面 (12,898,325byte)
(PDFファイルを閲覧するにはこちらからAdobe Readerを入手してください。)
画業50周年 母校に画集寄贈 赤穂出身の山本雅也さん [ 文化・歴史 ] 2024年10月25日亡祖父の思い受け継ぎ唐獅子絵馬奉納 [ 文化・歴史 ] 2024年10月19日赤穂民報主催・第42回習字紙上展の作品募集 群集墳テーマに特別展「播磨に現れた黄泉国」 [ 文化・歴史 ] 2024年10月18日2024赤穂市美術展 7部門で56点入賞 [ 文化・歴史 ] 2024年10月17日「頑張ってきた仲間と」全日本金賞目指す 明誠学院吹奏楽部の上谷悠華さん [ 文化・歴史 ] 2024年10月16日5年ぶり復活へ稽古 木生谷荒神社の獅子舞 [ 文化・歴史 ] 2024年10月11日ル・ポン音楽祭6日開幕「すごく美しいメロディ」音楽監督の樫本大進さん会見 [ 文化・歴史 ] 2024年10月05日赤穂玩具博物館 20周年記念で出前紙芝居 高瀬舟で写真展「坂越の祭り」 [ 文化・歴史 ] 2024年10月05日赤穂市内の秋祭り2024 主な日程 国立文楽劇場40周年で「仮名手本忠臣蔵」通し上演 12月1日に全国6会場で忠臣蔵検定 90点以上「博士」認定 高校生が自作のドレスでショー開催へ 三木露風と交流あった赤穂生まれの俳優 [ 文化・歴史 ] 2024年08月15日
コメントを書く