赤穂市は２６日、空席となっていた副市長に市民部長の児嶋佳文氏（５９）＝塩屋＝を、また、教育長に元赤穂小校長の尾上慶昌氏（６１）＝坂越＝を選任した。いずれも同日の第１回定例会で全会一致で同意を得た。４月１日付けで就任する。
　明石元秀市長は議会終了後、赤穂民報の取材に応じ、「児嶋氏は長く豊富な行政経験があり、私と一緒に汗をかいてくれる。尾上氏は人格は言うに及ばず、地方教育行政に精通しており適任」と人選した理由を語り、「いずれも第一候補で、絶対に引き受けてもらいたいと説得した」と経緯を語った。
　▽児嶋佳文氏の談話＝「少子高齢化と人口減少への対応が最重点課題と考えている。補佐役として全力で『ふるさと赤穂』のために頑張る。風通しのよい職場づくりを心がけたい」
　▽尾上慶昌氏の談話＝「明石市長が施政方針に掲げた『夢を育む教育』のために、これまでの経験を活かしたい。いじめや不登校の問題に最重点で取り組み、教職員の士気が高まるようにしっかり現場を支援する」

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2015年3月28日(2129号) 1面 (14,308,667byte)
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