留学先から帰国して公演
2016年10月22日
新進ピアニストとして活躍中の加々見茉耶さん
日本でのステージは1年6カ月ぶり。加々見さんは「自分の成長した演奏を聴いていただきたいです」と意欲を高めている。
5歳でピアノを始めた加々見さんは県立西宮高校から東京藝術大学へ入学し、在学中から数々の国際コンクールで受賞。昨年6月に渡欧し、すぐれたピアニストを育成することで知られるイモラ国際ピアノアカデミーで腕を磨いている。今年3月にイタリア国内であったコンクールで1位となり、優勝者褒賞のリサイタルツアーで12都市を巡るなど充実した日々を送っている。
神戸フィルハーモニックは昭和54年に発足した市民オーケストラ。本公演ではチャイコフスキー「ピアノ協奏曲第1番」、ドヴォルザークの序曲「謝肉祭」、「交響曲第7番」を演奏する。指揮の朝比奈千足氏はチャイコフスキーのピアノ協奏曲について「ピアノの独奏部分は超絶技巧を要することで有名。兵庫県出身の新進ピアニストを迎えての共演がとても楽しみ」とコメントしている。
大ホールで午後2時開演。チケット(全席自由)は一般2500円(当日3000円)、大学生以下1000円。
また、加々見さんが18歳までピアノを習った尾崎の「ピアノルーム寺村」で11月9日(水)午後6時からミニコンサートを開く。小学生限定で先着15人を募集。鑑賞料500円。問い合わせは080・3761・0201(寺村さん)。
<前の記事 |
掲載紙面(PDF):
2016年10月22日(2203号) 4面 (11,092,257byte)
(PDFファイルを閲覧するにはこちらからAdobe Readerを入手してください。)
[ 文化・歴史 ]
連鶴で十二支シリーズ 6年かけ完成 [ 文化・歴史 ] 2021年01月03日昔ながら「塩の国の塩」新発売 瓦の下に「幻の陶土」雲火焼の完全復元目指す [ 文化・歴史 ] 2021年01月01日尾崎ゆかりの日本遺産マップ設置 [ 文化・歴史 ] 2020年12月19日子ども描いた「お菓子の家」 パティシエが実現 300年語り継がれる「打ち首の三義人」 [ 文化・歴史 ] 2020年12月12日創志学園MB部 赤穂の2人も全国大会へ [ 文化・歴史 ] 2020年12月05日ネットで忠臣蔵浮世絵 デジタル展覧会 [ 文化・歴史 ] 2020年12月04日坂越の船渡御祭保存会に「ともしびの賞」 [ 文化・歴史 ] 2020年12月02日布に染料で絵や紋様「染絵」作品展 [ 文化・歴史 ] 2020年12月02日「黒猫」忠臣蔵絵本 11年ぶり増刷 [ 文化・歴史 ] 2020年12月01日ル・ポン音楽祭 アーカイブ動画を公開 [ 文化・歴史 ] 2020年11月30日「能楽の祖」の墓前で謡曲奉納 [ 文化・歴史 ] 2020年11月29日昭和の大嘗祭 92年前の道具見つかる [ 文化・歴史 ] 2020年11月21日日本遺産ガイド養成講座 30人募集
コメントを書く