歴史文化基本構想策定へ初会合
2016年10月31日
赤穂市は、文化財保護のマスタープランを定める「歴史文化基本構想策定委員会」(委員長=増渕徹・京都橘大学文学部教授)を設置した。
今後、市内の文化財を網羅的に調査するほか、市民アンケートで歴史文化遺産の掘り起こしにも取り組み、平成29年度中の構想策定を目指す。
歴史文化基本構想は、文化財をその周辺環境も含めて総合的に保存・活用するための方針などを定め、文化財を地域づくりに活かそうというもの。文化庁が推進し、各自治体が策定に取り組んでいる。
赤穂市の策定委は学識経験者、文化財保護と観光振興の関係者、公募委員の計9人で構成。28日に赤穂市役所で開かれた第1回委員会で正副委員長を選出し、事業方針とスケジュールを承認した。
今後は市内に存在する文化財を改めて調査した上で関連性のあるものをまとめ、保存活用の課題と解決策を検討。観光商工、環境、都市整備などの方面と連携した体制整備の方針と方策を定める。
歴史文化遺産をくまなく調べる手法として市民アンケートを実施するほか、子どもたちが地域の魅力をテーマに制作した「あこう絵マップコンクール」の作品も参照する予定。増渕徹委員長は「できるだけ地元の声を構想に反映させたい」と話した。
掲載紙面(PDF):
2016年11月5日(2205号) 1面 (12,806,731byte)
(PDFファイルを閲覧するにはこちらからAdobe Readerを入手してください。)
今後、市内の文化財を網羅的に調査するほか、市民アンケートで歴史文化遺産の掘り起こしにも取り組み、平成29年度中の構想策定を目指す。
歴史文化基本構想は、文化財をその周辺環境も含めて総合的に保存・活用するための方針などを定め、文化財を地域づくりに活かそうというもの。文化庁が推進し、各自治体が策定に取り組んでいる。
赤穂市の策定委は学識経験者、文化財保護と観光振興の関係者、公募委員の計9人で構成。28日に赤穂市役所で開かれた第1回委員会で正副委員長を選出し、事業方針とスケジュールを承認した。
今後は市内に存在する文化財を改めて調査した上で関連性のあるものをまとめ、保存活用の課題と解決策を検討。観光商工、環境、都市整備などの方面と連携した体制整備の方針と方策を定める。
歴史文化遺産をくまなく調べる手法として市民アンケートを実施するほか、子どもたちが地域の魅力をテーマに制作した「あこう絵マップコンクール」の作品も参照する予定。増渕徹委員長は「できるだけ地元の声を構想に反映させたい」と話した。
<前の記事 |
掲載紙面(PDF):
2016年11月5日(2205号) 1面 (12,806,731byte)
(PDFファイルを閲覧するにはこちらからAdobe Readerを入手してください。)
[ 文化・歴史 ]
「声楽の甲子園」初の2年連続県代表 [ 文化・歴史 ] 2022年09月26日「ひょうご五国」巡回展 赤高生が音声ガイド [ 文化・歴史 ] 2022年09月17日「赤穂緞通の魅力伝えたい」織り手志望の女性が絵本 [ 文化・歴史 ] 2022年09月09日絵手紙始めて3年 95歳初の作品展 [ 文化・歴史 ] 2022年09月05日逸話でひもとく史実の元禄赤穂事件 [ 文化・歴史 ] 2022年09月04日義士外伝の新作歌舞伎『荒川十太夫』10月に歌舞伎座 十州塩田の作業唄一堂 赤穂からも出演 [ 文化・歴史 ] 2022年09月02日市史編さん課長が語る元禄赤穂事件の逸話 詩吟体験教室の子どもたちが奉納吟詠 JR有年駅に埴輪の絵画 故堂本隆也さん遺作 [ 文化・歴史 ] 2022年08月13日市民文化祭 短歌会と俳句会の作品募集 日本遺産写真展 作品を公募 県展2022 3部門で3人入選 [ 文化・歴史 ] 2022年08月10日「角立てない」伝統の書体 播磨提灯 気持ちや思い自由に表現「デザイン書道」 [ 文化・歴史 ] 2022年08月04日
コメントを書く