境内に雅楽の調べ 歴史偲ぶ
2017年03月19日
雅楽の祖・秦河勝をまつる大避神社で行われた「日本伝統文化の宴」
坂越地区で毎年文化イベントを実施している市民グループ「AKOたそがれステージ実行委員会」が地域の歴史や伝統芸能の良さを知ってもらおうと主催。天候にも恵まれ、子どもたちがヒップホップダンスを踊った第1部を含めて観客約500人が来場した。
夕方に始まった第2部は能楽同好会「弥栄会」が謡曲「高砂」を奉納して開幕。坂越盆踊り保存会、坂越鳥井町曳きとんどお囃子といった地元の伝統芸能や法螺貝の演奏が続いた。
最後は赤穂雅楽同好会の11人が笙や琵琶、鉦鼓などの和楽器で「五常楽急」「越殿楽」など4曲を演奏。夕暮れ迫る境内に荘厳な音色を響かせた。一年半ほど前に東京から坂越に移住した小川郁夫さん(75)は妻弘子さん(71)と夫婦で鑑賞。「すばらしい行事でした。大避神社の由来は話には聞いていましたが、坂越の歴史の奥深さを感じました」と話した。
<前の記事 |
掲載紙面(PDF):
2017年3月25日(2225号) 3面 (12,118,560byte)
(PDFファイルを閲覧するにはこちらからAdobe Readerを入手してください。)
連鶴で十二支シリーズ 6年かけ完成 [ 文化・歴史 ] 2021年01月03日昔ながら「塩の国の塩」新発売 瓦の下に「幻の陶土」雲火焼の完全復元目指す [ 文化・歴史 ] 2021年01月01日尾崎ゆかりの日本遺産マップ設置 [ 文化・歴史 ] 2020年12月19日子ども描いた「お菓子の家」 パティシエが実現 300年語り継がれる「打ち首の三義人」 [ 文化・歴史 ] 2020年12月12日創志学園MB部 赤穂の2人も全国大会へ [ 文化・歴史 ] 2020年12月05日ネットで忠臣蔵浮世絵 デジタル展覧会 [ 文化・歴史 ] 2020年12月04日坂越の船渡御祭保存会に「ともしびの賞」 [ 文化・歴史 ] 2020年12月02日布に染料で絵や紋様「染絵」作品展 [ 文化・歴史 ] 2020年12月02日「黒猫」忠臣蔵絵本 11年ぶり増刷 [ 文化・歴史 ] 2020年12月01日ル・ポン音楽祭 アーカイブ動画を公開 [ 文化・歴史 ] 2020年11月30日「能楽の祖」の墓前で謡曲奉納 [ 文化・歴史 ] 2020年11月29日昭和の大嘗祭 92年前の道具見つかる [ 文化・歴史 ] 2020年11月21日日本遺産ガイド養成講座 30人募集
コメントを書く