トビイロウンカ被害拡大 早めの収穫を推奨
2020年10月05日
トビイロウンカによる「坪枯れ」とみられる被害が発生した水田
トビイロウンカは東南アジアに広く分布し、イネ科草本類に寄生。日本には梅雨時期に中国大陸から偏西風に乗って飛来するとされ、夏から秋にかけて増殖を繰り返す。成虫と幼虫が水田の一部に集中して稲の根元から養分を吸い、稲を枯れさせ倒伏させる被害(坪枯れ)を引き起こす。
県病害虫防除所が9月9・10日に県内35か所の水田で行った調査ではすべての場所で個体を確認。同月16日に2014年以来となる警報を発令し、緊急防除を呼び掛けた。
赤穂市内の農業関係者の話では、市内でも各所で坪枯れが発生。トビイロウンカを防除する農薬は売り切れ、代わりの農薬で防除に努めている状況だという。
トビイロウンカは日本では越冬できないため、翌年への影響はないとみられるが、近年では一部の薬剤に対し抵抗性を持つタイプが確認されたとの報告があり、農家は不安を募らせている。
<前の記事 |
掲載紙面(PDF):
2020年10月10日号(2388号) 4面 (9,169,319byte)
(PDFファイルを閲覧するにはこちらからAdobe Readerを入手してください。)
[ 商業・経済 ]
時短協力金第1期 市内申請204件 [ 商業・経済 ] 2021年03月29日「赤穂の天塩海浜SC」赤穂化成が愛称命名権 すき焼き、グラタン…牡蠣料理を動画でPR [ 商業・経済 ] 2021年03月13日デイリーエッグ 関福大サッカー部と支援契約 市内限定3000円券 全市民に給付へ 西播磨フードGP「赤穂塩大根」もうすぐ新物 [ 商業・経済 ] 2021年02月26日タテホ化学 新規参入の化粧品事業が好調 [ 商業・経済 ] 2021年01月30日かんぽの宿赤穂 5日再オープン 日帰り入浴6日から [ 商業・経済 ] 2021年01月30日赤穂ロープ 3月末で販売終了 [ 商業・経済 ] 2021年01月23日出前宅配代行サービスが好調 [ 商業・経済 ] 2021年01月16日日本海水 第2バイオマス発電所を稼働 [ 商業・経済 ] 2021年01月08日昔ながら「塩の国の塩」新発売 赤穂のカキも出荷再開「身入りしっかり」 マガキの貝毒 規制値下回る 出荷規制解除へ前進 「現代の名工」監修 サブレ新発売 [ 商業・経済 ] 2020年12月09日
コメント
ジャンボタニシといい、
農家の担い手が少なく、大変です。
地球温暖化?
冬場になると死滅するであろうと言われていたが、
ジャンボタニシは、増え続けています。
素人目に見て、駆除する気があるのか、疑問に思う。
農家の担い手が少なくなった、今こそ、行政は、なんらかの手助けをしてあげるべきでは。
5 0
投稿:通りすがり 2020年10月05日コメントを書く